秋葉原駅クリニック、保健所の審査通過/保険診療ができます
秋葉原駅クリニックの保健所の監査が終わりました。
実際に保健所の方がいらっしゃり、様々なところを隈なくチェックしていきます。
もちろん、彼女の手には最終のこのクリニックの設計図が。
最初の問題点が実際に改善されているか、クリニックとして機能できるのか、厳しい質問に答えていきます。
クリニックというのはどうやってできていくのだろう?という素朴な質問にこのブログは答えているのかもしれません。
設計図を持って行き、改善する部分を御伺いし、狭いながらも優れた機能を有するためにIP20さんと練りに練った設計が認可されたというのは、本当にうれしい。
ビル外からの通気も妨げなず、スキマからカゼが入るように設計されたデスクなど、工夫したところはあまた有りますが、すべて組立式というところが全く斬新です。
くりぬいた部分は正円ですので、後ではめ込めば、保育所でもどこでも内装のものを組み立てなおす事ができます。はめ込まなければ、中がのぞける遊び場にすればよいだけです。
この監査通過の認可をもって社会保険庁へ届け出る事によって、保険診療が行えるわけです。
きちんと監査を通る建物ができていて、働く医師が社会保険診療が許可できる事を確認し、その他の審査も通過して初めて社会保険庁の診療許可をいただけるわけです。
この場所で診療ができるのか、と陳さんのラーメン屋さんでビルを見上げながら悩んだ日々が懐かしい。
光ファイバーが入らなくてどうなるかとはらはらした日も懐かしい。
長い長い道のりでしたが、これからさらに長い長い道のりが待っています。
内部の様々な部品の運び入れなどが待っています。
2006年11月28日はこうして保健所の監査を通過した記念すべき日でした。
さらに、大手銀行IT担当部長さんが見えられ、なんと立ち話で次の一歩を話し合いました。
普通、考えられない御無礼で申し訳なく思いましたが、椅子も何も無いため仕方ありませんでした。
病院にかかるときの不安を取り除くための、今は無い未来型のインターフェース。
普通ではお聞きできない、様々な業種における決済方法のエッセンスを御伺いする事ができました。
詳細は、現物ができあがったら、クリニックで見てもらうことにしましょう。
その次に待ち合わせをさせていただいたのはアイチケットさん。
小さなクリニックですので、中で沢山の方が待つのは不可能です。
また、クリニックにかかるために貴重な時間を無駄にするのは私には耐えられません。
どれほど時間が大切か、一生懸命働いている人ほど痛感しているはずです。
そのため、外来で待ち続けることなく、携帯で自分の番号がどれくらい近づいたかなど、外来の様子がわかるシステムです。
外来待ちのシステムに完璧なソリューションはありません。
でも、少しずつ〝カイゼン〟していけば良いと思っています。
長い長い午後でした。
こうして、一つずつカケラが降り積もり、適切なところにカチッとはまり、物事が形になって行くのだと思っています。
(∴テトリスノカケラ Σヒトビトノチカラ)
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