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2006年11月10日 (金)

ワインの奥深さ

やせない原因は完全にアルコールに有ります。

でも、様々な酒には良い香りがあり、それは人をひきつけるものです。

スコッチのピートについて、海の香りがするお話をお書きしました。

ワインの香りも一緒です。

以前、GAIAというイタリアワインを頂いたとき、その深い香りに圧倒されました。

今でも、このワインの香りは忘れる事ができません。

また、DELCOの國本先生は日本ソムリエ連盟評議員でもいらっしゃるので、先生から御伺いした、田崎真也さんのソムリエコンクールのお話も楽しかったです。

ソムリエというのは本当に大変な仕事です。

『私は、全くの素人なので、ピザを焼くっていったら、セブンイレブンに行き田崎先生ご推薦のワインを買うんですよ。この前はグラスももらっちゃったんですよ。』
とお話したら、

『先生は、まんまと私達のマーケティングに引っかかてくれるタイプのカスタマーですね!』と大笑いされていました。

うーん、でも、美味しかったんだけどなあ。

『若いワインはちょっと荒っぽいけれど、ビンを振ったりして、激しく空気と反応させると良いこともあるよ。試してみてね。』

良い事をお聞きしました。

もともとの香りに土のような香りや木の香りが感じられるのもとても良いです。

香りから作られた場所の太陽や畑や蔵などを勝手に想像できるのも良いです。



そして、ワインは、空気と触れて混ざって反応して、香りが移ろっていくのが素晴らしい。

スコッチや、焼酎や日本酒には無いものです。

私は、実は、日本酒もデキャンティングすると香りが引き立つものもあると思っているのですが、温度による香りや味の変化の方が大きいため、あまり注目されて無いだけだと思っています。

原理的には含まれている酸化による変化の可能性を秘めた高分子の香り物質やアミノ酸が豊富なら、デキャンティングによる変化が期待できるはずですが・・・

蒸留酒でないワインと共通項の多い日本酒にはその両者が含まれています。


空気と触れ、引き立つワインの香り。

良いものです。

適量をわきまえて楽しむ事にしましょう。

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