独りでは何もできない/沢山の人々に喜びが還元されること
世の中は混沌としていて良くわからないことが多いです。
でも、その中でも、一歩ずつ時間がかかっても信じる事をやっていくしか方法がないのではないかと確信を新たにしています。
こちらが通りから見た、秋葉原駅前ビル4階の看板です。
このような形に文字を並べる必要については後日お話します。
こちらが白を基調としたクリニックの一端です。
大変に狭いため、収納できるベッドなど沢山の工夫を取り入れています。
それでも、的確な診断と、このクリニックの後ろに広がるネットワークが大切です。
私の人見知りしない性格が、物理的な狭さを乗り越えられるのではないかと思っています。これも冒険。
都市型の忙しく働く人々のための目的。
頭痛を見るための目的。
現場で働き、厚生労働省のシンクタンクで垣間見た、不足しているMITとMLPの実現。
取り壊し再生が可能な建材で作ってみるという目的。
待ち時間の混乱をなくすというための目的。
全体をオーバービューするプロによるデザインの達成。
体に優しく強い堀江社のチタンの医療製品への実現。
体に優しいクオーレアモーレの生地の可能性の追求。
このような狭いビルの一室にそれらの種を撒こうと思ったのは大きな懸けでした。
でも、とても苦しい作業でしたが(これからもさらに続くと思うのですが)、その中で得たものは大変に大きなものでした。
それは立場を超えた、様々な人々の仕事に対する熱意が呼応することを実感したことでした。
それぞれのプロはそれぞれの思いがあります。
ですが、熱い激論を交わしているうちに、プロは相手の中に御互い『落としどころ』を見つけるのです。
これは、見事と言うしかありません。
私は、彼らのやり取りを見ていて、なんど涙がこぼれそうになったかわかりません。
彼らの誇りをもった戦いがあまりに素晴らしい姿だからです。
私は志を一緒に持てるこのような方々とお仕事ができて、本当に決断して良かったと思っています。
一緒に作業しようとしたり、作業している方々の中には、何かを制限することで力を発揮しようとする方もいらっしゃいましたが、彼らは決して何も生みだせません。
一緒に何かを生み出すというより、どれだけ現場から僅かな上がりが得られるかだけを追及されている方とお仕事をするのは、避けられないけれども、難しい。
クリエイティビティを発揮する人々がどのような人々であるか、また一つ学びました。
また、私は、日本の様々な地域の良い医療者がにお会いし、存在していることを実感してきたので、今ある医療に絶望するような事は必要ないと思っています。
そして、そういった事を煽る報道に常に批判的であり、ささやかに実際に無言で解決してきました。
というととてもおこがましいのですがひたむきに希望を追っていきたいと思っています。
そしてそれが、今、全力で協力してくださっている人々へのせめてもの恩返しになるのでは無いかと思っています。
まだまだやらなくてはならない作業が続きます。
このクリニックが閉じたものでなく、幾つかの試みを実現するためのものである事を伝えたくて、今日は思わず書いてしまいました。
新松戸の大和田医院に来てくださった患者さんと、今の医療に欠落しているものについての激論の末、『そういった熱い思いで先生は新松戸を去るのか』とおっしゃったのが、今日の記事を書きたくなった引き金です。
彼はまた、『今、君が言った事柄って言うのは患者自身がやらなくっちゃいけないのかね。医療者はプロなんだから、もうちょっとましな事をしてほしいよな』ともおっしゃられていました。
その通りです。ですが、まさにそこがポイントなのです。
MIT(medical information transport)とMLP(medical life plan)。
それをどう実現するか、そこがポイントです。
患者さんにとっては一大事でも、心も時間も追い詰められている医師は業務の他にそういった作業行う余裕が無い。
私は新クリニックでそこを実現して、少しでもお役に立とうとしているのです。
現場を這いずり回り、そこに存在するものを直視し、自分で立てた仮説のためにクリニックを作るなどというのは普通はやらないでしょう。
人々に還元できる大きさが無ければ、私は自分の恐怖心を克己できないという事も言えます。
私は、どれくらい多くの人々に支えられて生かされているか、思いを馳せています。
どんなに小さくとも、何も無くとも、一歩を踏み出さなくては二歩目がありません。
それだけを考えて一つずつ謙虚に踏みしめていくことにします。
(∴テトリスノカケラ)
(Σ人々の力)
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