DHAの重要性/マグロ不足だからこそ/お魚を食べよう
12月1、2日開催される日本予防医学会の発表が迫りました。
11月24日、新松戸のクリニックにマルハの研究員の玉井、馬場さん、リサーラを率いる斎藤さんが見えられました。
ポスターセッションの最終打ち合わせのためです。
幾つかの見づらいところ、誤字などを修正しました。
いま、マグロ不足が深刻であると報道されています。
リサーラは、通常破棄されてしまうマグロなどの魚の頭から魚油を精製し、たらやホッケなどの魚肉と混ぜ合わせたものです。
よいところどうしをあわせています。
私の発表は大きく二点に分かれます。
一つは保険収載製剤として用いられているEPA投与時のデータとの比較。
もう一つは、魚肉とともに摂取することの有用性です。
さらにDHAにはEPAにはない報告がなされています。
MCIという物忘れが気になる人にとても良いという報告です。
- Arch Neurol. 2006 Nov;63(11):1545-50.
Plasma phosphatidylcholine docosahexaenoic acid content and risk of dementia and Alzheimer disease: the Framingham Heart Study.
これらをきちんと学術的に報告した例はありません。
DHAがきちんと定量されて混ぜ合わせているリサーラだからこそ行えたデータです。
きちんと同じ条件で採血検査を行い、得られた客観的データを用いています。
曇り一つ無いデータ。
このあたりがケイオティックな状況にある健康食品とは一線を画すると思っています。
データを次はきちんと論文にし、魚を食べながらも魚不足に拍車をかけない方法を提案していきたいと思っています。
マルハさんはそのあたりの社会的意義にはまだ気がついていないんだろうなぁ。
« 急いでいても怒らないということ/あせりは禁物 | トップページ | 新潟薬科大学で講演会/朱鷺メッセも教員も素晴らしい(その1) »
「04.栄養運動医療アドバイザー / 医療コラムニスト」カテゴリの記事
- 肩こり体操 / テレワークの合間に(2021.08.13)
- Marshmello in AKIHABARA 2021 0710 / マシュメロに秋葉原で会った日(2021.07.10)
- 「かのまんダイエット 戦い方編」 / 出版おめでとうございます! / チームとなり無から有を生み出す /能力統合(2021.07.04)
- 慢性炎症が健康のカギ / 花みかん巡る季節に病なし(2021.05.03)
- 京角トレーナーさんの正しい道(2021.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: DHAの重要性/マグロ不足だからこそ/お魚を食べよう:
» DHAの必要性について [健康と美容の為のダイエット!クチコミ情報局]
次の事柄が思い当たる方は、少々注意が必要と言えます。例えば・・・・知っている人の... [続きを読む]
« 急いでいても怒らないということ/あせりは禁物 | トップページ | 新潟薬科大学で講演会/朱鷺メッセも教員も素晴らしい(その1) »
コメント