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2006年12月 6日 (水)

急性アルコール中毒は死ぬ

今日は徳永先生に、終末期医療について是非ご意見がお聞きしたくて鳥取に来ています。現在の医療において、生きること、死ぬ事ということに対してのやさしいコンセンサスが必要とされています。

その結果は後ほど。

これから、お酒が入る宴会が多くなると思います。

青山病院の救急で働いていたとき、どれだけ多くの人が急性アルコール中毒になるのかをまざまざと見てきました。

呼吸停止してしまい、人工呼吸器を付けなくてはならないかもしれないということで、夜中だったこともあり、ご両親が神戸からタクシーでいらっしゃったこともありました。

嘔吐物まみれというのは日常茶飯事でした。

そして、助かればよいのですが、急性アルコール中毒は致死的になります。
こちらに、不幸な事例の報道があります。

急性アルコール中毒の恐ろしい点は、アルコールにより中枢神経が機能停止することです。

私達の呼吸や心臓の脈拍などは脳のコントロール下に置かれています。

その中枢が停止してしまうのです。

かつて、御正月の番組でモデルさんがカラオケ屋さんの下に救急車を待たせてあると発言して、私がブログで取り上げたこともありました。

注意すれば救急車など呼ばなくてよいのです。

本当の救急患者さんのためにも、ご本人の命のためにも急性アルコール中毒は避けなければなりません。

人が一晩に完全に分解できるアルコールの量は僅かです。

飲める人でも2合までぐらいにおさえることが大切です。

もし、仲間が死んでしまった場合には殺人ということになります。

強要することは絶対に避けましょう。

急性アルコール中毒は避けなくてはなりません。

再びのココログクラッシュで再開後も予定投稿がなされていないため12月8日に投稿しました。

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