さようならアキハバラデパート/国立科学博物館/アレッシィ/アマダナ

残念なことに、アキハバラデパートが閉店します。

古い建物で、医科歯科大学から別な病院へ駆けつける前に、中の薬局でドリンク剤を買いました。

また、ある雨の日には、靴底がはがれてしまい、中の靴屋さんで大急ぎで靴を新調したこともありました。
少し古臭く、でも、ダイビルやＵＤＸができる前のアキハバラの印象を保っているものでした。
アップルのジャンクを扱っていたパーツ屋さんももうありません。
まさに、電脳、と言った感じだったのですが・・・

ミスター陳のラーメン屋さんも大繁盛の様子でした。
チャーハンについてくるニラの辛し漬けはここのものが最も美味しい。
スープの中に少し入れて、残りをチャーハンに入れて、熱々でちょっと辛い感じを楽しむのが好きでした。
是非、無くなってしまう前にラーメンでなく、チャーハンを頼んでください。
クレープ屋さんも開散。

一旦開散と言うのが悲しいです。

クリニックの方は大変に小さなささやかなものですが、周囲の雑踏から逃れて静かな白い空間が完成しつつあります。

先日、国立科学博物館で購入した幸運のスカラベとかわいい絵葉書を飾りました。

ＬＥＤの照明とＩＰ２０の白さのコントラストが分っていただけるのではないかと思います。

この狭いスペースに良くぞこれだけの遊びの空間を作ってくれたものです。

診察室の入り口の近くの様子。

大工さんの技術が光るお仕事に、やはり白いすりガラスを入れてもらいました。昔の医院のような落ち着いた感じとドイツ輸入内装の融合です。

アレッシィのスタルクデザインの時計を飾り、今日の作業は一段落。

文字盤の無い、羽根のような針だけです。
でもなぜだか、何時何分か大体分ります。

限定色の銀色を購入しました。
黒も、白も大変にカッコよいのですが。

事務さんの座られるイスはピーコックブルーという、碧色のものです。アマダナの電話を取り入れ、落ち着ける空間を目指しました。

外来で大きな無骨な電話の音が鳴るのはあまりよくありません。

こちらで、アマダナの電話の形と音を確かめてみてください。

物のデザインには魂が宿ります。毎日使うものこそ気持ちよいものが必要です。

ベースに留守電機能があるものが親機ということで、受話器は親機も子機も一緒です。子機にする受話器を、留守録ベースに載せて、認識させる作業をすれば最初の電話が１号、次が２号と勝手に認識して、数台の子機を使えます。
ＩＳＤＮ回線でも全く問題ありません。どうぞ導入のお役に立ててください。
この辺の事、なかなか分りにくいですから・・・

また、もし、このクリニックの成り立ちや、メタボリックシンドローム、ω３、チタンなどのプレゼンが必要でも入り口のアイチケット用のアップル製のアルミフレームのＤＶＩモニタでプレゼンができるようにしました。

良くここまできました。

どんなに小さくっても、患者さんに都会的な落ち着ける空間を提供できて、働く方々も快適になるよう、全力を尽くしました。

産経の記者さんにご指摘のあった、鏡も、小さなものを入れました。
イーサーケーブルの断端処理もやっても良いかもしれなかったのですが、時間切れなので、ＩＰ２０さんにお願いすることにしました。少しずつ改善です。

（∴テトリスノカケラ　Σヒトビトノチカラ）