どろろ
早速、映画のどろろを見に行きました。
手塚治さんの原作がどのようになっているのかも興味あるところでした。
銀座では、明治座でしかやっておらず、金曜日に前売りを仕事終わってから買っておいてよかったです。
とっても満員。
原作と少しはなれたところもありますが、私はその制作された方のベースに流れる物がぶれていないところがとても良いとおもいました。
手塚治さんはどうしようもない運命のようなものの中で、必死に生き抜く人間の姿を描いてきたと思っています。
百鬼丸もどろろもそうです。
結構難しい設定を、映画の2時間の中にすっきりと落とし込んでいて、その力を感じました。
もちろん、原作の素晴らしさがあってのことだと思いますが、漫画はそのまま映画にはできません。
日本の荒涼とした野原にしては、やや乾燥しすぎのカラッとした風景ではありましたが、それでも、虚無感と戦う人間の血の暖かさを出す事には成功していたと思います。
殺伐とした映画が多い中で、妖怪活劇としても久しぶりに楽しめる映画でした。
妻夫木さんの着物の着流しはカッコ良かったです。
でも体型がスマートでいる必要がありそうです。
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