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2007年2月14日 (水)

大学病院とクリニック

大学病院の外来は大変に混雑しています。

私は大学病院の外来に居た時、一日に50人ぐらい、多い時は90人近くを拝見していました。
エックス線などを自分の棚に取りに行くのも、患者さんを撮影室へご案内するのも大学病院では、当時は外来の医師が基本的には行う事になっているのでとても大変でした。

待ち時間が長いということで怒られてしまうことも度々でした。

私自身もトイレも食事も抜きで8時間近く座っり、必死に作業をつづけていたので、無力感にとらわれざるを得ませんでした。
何か良い方法はないだろうか。

いつも考えていました。

大学病院へいらっしゃる患者さん方は様々な理由で来院されます。

体の状況を確認して処方だけ、と言う方も大勢いらっしゃいました。そのような方々は2-3時間お待たせして、お会いしてお話できるのは数分でした。
時間があまりにもったいない。
もし、近くに大学病院の信頼できる医師が開業していて、そのような状況の時には診て貰えないか、考えていました。
そのためには、大学の中の先生方と良い関係を持っている、あるいは大学の外来といったり来たりしている医師が近くで診療をしているのが理想です。

今回、バリアフリーでない、小さなビルの4階というあまり良くない環境でも、駅の真前という事を優先させたのは、御茶ノ水にある東京医科歯科大学から近いという事を優先させたからです。

医科歯科大学には優れた歯学部があり、歯の治療の後にいらっしゃる方にも好評なのは予想外のことでした。
また、御茶ノ水にはこれまでも御世話になっていた井上眼科があり、井上眼科さんの帰り道に寄られる患者さんも増えてきました。

大学病院は〝機能特定病院〟ですので、極めて高度な医療を行うための頭脳と設備がそろえられています。
症状が一段落して、落ち着いてきたら連携を持つ近くのクリニックで経過観察し、時々大学病院へ行く。
もちろん調子が悪い時には大学病院というのが良いのではないかと思っています。

このクリニックがそういった機能を発揮し、大学の若い先生方が行き来して診療できるような場に育つ事を願っています。

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