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2007年3月13日 (火)

頭痛の連発

頭痛が毎日になったため来院される方が増えています。

片頭痛は血管と神経のバランスが崩れて痛みが出現します。
最初に起きた頭痛のメカニズムにより、次の頭痛が誘発されてしまうのです。

さらに、頭痛が悪化すると、手や足、肩、顔などにビリビリ感がでてくる「アロディニア」という症状まで出てきてしまいます。

こういった悪循環は「頭痛には・・・」や「痛くなったらすぐ・・・」といった市販の痛み止めでは止められないので、毎日、毎日、頭痛薬を飲むことになってしまいます。

すると、片頭痛の連発の上に、「鎮痛薬誘発性頭痛」がかぶさってきてしまいます。
頭痛が良くならないので、さらに頭痛薬が売れるという会社にとっては良い循環かもしれませんが、女性にとっては悪のささやきです。

こういう状態となってしまうと、もう何の頭痛が分らないぐらい、毎日、ずっと頭痛に悩まされるということになってしまいます。

そういったときには、一度、落ち着くことが必要です。
一息いれる必要があります。

秋葉原駅クリは、幸い、混雑する事の少ないので、ゆっくりとご説明ができます。

そこで一息。

患者さんもお話しているうちに、少しずつ落ち着かれてきたりします。
また、あまりに頭痛がひどいときには、良い処方を調合して内服したり、点鼻したり、注射したりしてからお話を伺っています。

一息入れること。

診療が終わるころには、すっきりし始め、その後の治療の導入にシームレスに入ることもできます。予防薬の最適なチョイスにより、薬剤の海から救われることもあります。

その間合いを作るために、このクリニックはあるのかもしれません。
一足早く、きょうの健康4月号がとどきました。桜色の綺麗な表紙でした。

桜が咲くのももうすぐです。早春の日差しの中、ペインフリーの法則や、アロディニアについてお話しするのは良いものです。
また、私が名づけた「痛み過敏脳」というメカニズムを図にゆっくり描いてご説明するのも楽しいものです。

あまり頭痛を自分で抱え込まないで、早めに受診される事を願っています。

そうすると、早く良くなるのですから・・・

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