EBM/Evidence Based Medicine(EBM)/根拠に基づいた治療
頭痛の治療や喘息の治療。
いろいろな病気にはそれぞれたくさんの治療法があります。
でも、たくさんの医師たちの多くの試みが蓄積され、試行錯誤の結果が残されています。
そこに正解があることが多いと思っています。
そういった、病気のメカニズムや根拠に基づいた治療を行う必要があると思っています。
喘息発作を繰り返しているのに、気管支拡張薬だけを用いていたり、
片頭痛なのに「トリプタンは強い薬なのでどうしても我慢できないときだけにしてくださいね」といわれて、痛み止めだけを用いていたり。
片頭痛の特効薬トリプタンは強い薬だから効果が高いのではなく、片頭痛の発症メカニズムに沿った薬だから効果が高いということをお話すべきだと思っています。
それぞれの疾患は、治療のガイドラインがあり、まずはそれに沿って治療をすべきだと思っています。
もちろん、それぞれの方々の症状に合わせて変化球を考える必要もあります。
でも、基本となる軸は、やはり、EBMだと思っています。
日々、私たちは勉強をする必要があります。
短い外来の時間でも、最新のよりよいお話をお伝えするために。
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