苫小牧保健所と北海道庁、裁判所の行うべき事
食肉の安全性が脅かされています。
幾度も内部告発があり、改善の余地があったものの、監督省庁は問題無しとしてきました。今回、問題が明らかになりましたが、これまで彼らは立入検査までして、自分達の責任のもとにこの工場は問題無しと判断し続けてして来た訳ですから、その主張を最後まで続ける必要があると思います。
しかも複数回行ってきた。
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食肉の安全性が脅かされています。
幾度も内部告発があり、改善の余地があったものの、監督省庁は問題無しとしてきました。今回、問題が明らかになりましたが、これまで彼らは立入検査までして、自分達の責任のもとにこの工場は問題無しと判断し続けてして来た訳ですから、その主張を最後まで続ける必要があると思います。
しかも複数回行ってきた。
頭痛はつらいものです。
軽いときは市販の頭痛薬でよいかもしれませんが、連日内服しなくてはならない方々もとてもたくさんいらっしゃいます。
頭痛専門外来にいらっしゃり改善した方々の日記をお示ししようと思います。診療の実際が伝わるのではないかと思います。
(頭痛が治って、喜んでくださった患者さんのご許可をいただきました。)
こちらがその日記です。左上、右上、左下、右下と日にちが経過していて、赤の四角で囲ったところは頭痛がほとんど無い日を示しています。
次第に頭痛が遠のいていくことがわかります。
連日の解熱鎮痛薬内服を止めることができました。
頭痛がするため、負う必要がない罪悪感にさいなまれながら、痛み止めを内服せざるを得なかった事を察すると、胸が痛みます。
彼女にとっては過去の話になったことは喜ばしいことです。
腕の良いことで評判の水谷先生がなんとHANAKOに登場していました。
待合室用に購入した本に偶然載っているのを看護師さんが発見しました。
時々、クリニックに遊びに来ていた水谷先生を覚えてくれていたのです。
水谷先生はこちら。
先生の手術風景も掲載されています。
風格にさわやかさが加味され、良い味わいです。
水谷先生のクリニックはこちら。
こういう偶然もうれしいものです。
『CanCanに取材記事が載ってますよー』水谷先生からご連絡を頂き、受付の雑誌を見ると、なんと、真ん中あたりのページにプチ整形の記事が。
おめでとうございます!
昨日、頭痛外来についてのインタビューを受けました。
その時にお話したことのポイントは・・・
頭痛が連発するようになって来院される方が多い。
頭痛薬を沢山連用してしまっていて、でも、市販の頭痛薬は連用を前提にしていないため、その副作用には触れられないことが多い。
しかも、頭痛薬は頭痛を悪化させることがあることも知られていない。
肩こりが緊張型頭痛ではなく、片頭痛のことがある。
というようなことをお話しました。
片頭痛は、「キラキラしたものが見えて、片側がズキンズキン痛くて、吐き気がする」というステレオタイプなものだけではなく、非常にその発作の形も回数も個人差が大きい事をお話しました。
そして、だからこそ、頭痛治療はその方々の様子をお聞きして治療をしていくので、テーラーメイドにならざるを得ないのです。
「参考になりました」とのお言葉が本当にうれしかったです。
今日も、自分でコントロールするすべを学び、連日の頭痛が止み、2ヶ月の間、頭痛から開放された方がひさしぶりにいらっしゃいました。
「pain free の法則ってホントなんですね」
患者さんからこんな言葉が聞けるなんて、説明してホントによかったです。
涙が出そうにうれしかったです。
そうです。それが、ペインフリーの法則なのです。
連発から単発へそしてペインフリーへ。
それがポイントです。
いつもの薬屋さんで買った頭痛薬を飲んでも今日も痛い・・・
頭痛薬、今日、もう3回目だ・・・
頭痛薬飲むと気持ち悪くなるだけ・・・
そうしているうちに連日すっきりしない日が続くようになり、とても痛くて耐えられない日が来てしまいます。
呼気を利用したアルコール血中濃度が低いからほろ酔いで、危険運転ではないという理論を展開している方がいらっしゃいました。確かに呼気中アルコールは血液中アルコール濃度と比例します。
だからといって、血中濃度がすべてだと思うのは大きな間違いです。以下の二つの状況を比べて見ましょう。
1.大量のアルコールを摂取し、φという血中濃度を示している。
2.アルコールを摂取し始めて、φという血中濃度になった。
というのは、人間の生理学から考えて同じφという血中濃度でも同値ではありません。酔い覚めのときに頭がはっきりしないことは良く経験されることです。明らかに酔い始めとは違う気分でしょう。
それは、人の体に「薬物の再分配」と「代謝産物の蓄積」がおきるからです。
ですから、「呼気中の濃度(血中濃度)が基準以下なのだから、ほろ酔いだ」とはとてもいえません。
昨日、札幌に糖尿病のお話に行って参りました。
代謝病にも力をいれてきたので、以前サンデー毎日にも記事をお書きしましたが、その延長線上の話でもあります。
イオン・ウエルシアさんは国内最大の薬局さんのグループで、北海道に多くあるツルハ薬局さんの方々が多く見えられていました。
私は、そこで、従来の糖尿病のお話に加え、次の3点を強調してお話ししました。
いつもの七つ道具、ミニDVI-VGA変換ケーブル、付属のリモコン、レーザポインターです。
私はどうしてもお話を聞いている人の中に入っていって話してしまうので、マック付属のリモコンはとても役に立ちます。この真っ白な機器が全てです。
もちろん、プレゼンは美しいKeynoteで行います。
1.糖尿病と注目を集めている慢性腎臓病(CKD)について。
2.バイエッタや移植を含めた糖尿病治療の近未来
3.SMGB(自己血糖測定)の重要性
でした。
90分の時間でしたが、糖尿病の発症機転から少しお話ししたので、少しタイトな感じでした。
たぶん、薬剤師さんが自分で情報を集めたりするのでは、あまり耳にする事が無い、でも、本当に重要な事のエッセンスを伝えたかったのです。
頭痛の治療や喘息の治療。
いろいろな病気にはそれぞれたくさんの治療法があります。
でも、たくさんの医師たちの多くの試みが蓄積され、試行錯誤の結果が残されています。
そこに正解があることが多いと思っています。
そういった、病気のメカニズムや根拠に基づいた治療を行う必要があると思っています。
喘息発作を繰り返しているのに、気管支拡張薬だけを用いていたり、
片頭痛なのに「トリプタンは強い薬なのでどうしても我慢できないときだけにしてくださいね」といわれて、痛み止めだけを用いていたり。
片頭痛の特効薬トリプタンは強い薬だから効果が高いのではなく、片頭痛の発症メカニズムに沿った薬だから効果が高いということをお話すべきだと思っています。
それぞれの疾患は、治療のガイドラインがあり、まずはそれに沿って治療をすべきだと思っています。
もちろん、それぞれの方々の症状に合わせて変化球を考える必要もあります。
でも、基本となる軸は、やはり、EBMだと思っています。
日々、私たちは勉強をする必要があります。
短い外来の時間でも、最新のよりよいお話をお伝えするために。
咳の患者さんが増えています。
成人では、ウイルス性の上気道炎が多く、私は咳止めぐらいで通常、抗生物質は出しません。
ところが、咳がなかなか治まらず、抗生物質をお出しして止まった方に連続してお会いしました。
私は、解熱鎮痛薬との組み合わせでも痙攣の危険や下痢をしにくいということで、エリスロマイシンやクラリスロマイシン系のお薬を選択する事が多いです。
今回の咳にもこのお薬が良く効いているようです。
初夏のカゼ。
気候の変動が激しいので、衣服の調節やうがいの励行が必要そうです。