夏にぴったりの音楽
空蝉の 届かぬ先に 空の青
今月の『あした』に投句したものです。
空蝉(うつせみ)はセミの抜け殻です。
残された抜け殻が、木の先で届かない空に手を伸ばしている形のものがありました。
先にセミだけが自由に空に出発し、置いてけぼりをくってしまったように見えました。
いつも一緒だったセミと別れ、いつまでも動くことができずに・・・
静寂・・・
主宰の宇咲先生は世界各国に俳句をつたえられ、無事帰国されました。内容はサンケイEXに初の連載として掲載されています。
俳句を練りながら、夏にぴったりのアルバムをよく聴いていました。
1枚目はイザベルアンテナのアルバムです。
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アンテナはクレブスキュールという雪の結晶のようなマークのレーベルの頃から大好きで、日本の方とのコラボレーションのこのアルバムは明るくてよいものです。
若い頃より、少し低音でハスキーに変化しています。
TOKYO LUXURY LOUNGE オムニバス インディペンデントレーベル 2005-11-09 売り上げランキング : 1765 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
もお勧めですが、最近2が出ました。
それでも僕は繰り返しこの中の、SPRING RAIN(DANNY KRIVIT RE-EDIT)(CHIEKO KINBARA)がお気に入りです。
カラッとした空の下で、芝生に根っころがって、iPod nanoで聴くととても気持ちいいです。
Prelude(FreeTEMPO)で始まるこのアルバムはいつ聴いてもよいです。
梅雨が明け、東京も夏が始まりそうです。
今日はホッと一息の感じでした。
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