東京ミッドタウンでの講演会/第一回MLDP: ライフ&メディカルデザイン・クリエイティブセミナー
東京ミッドタウンに講演会に行ってきました。
『生活を変える医療デザインとは』というテーマでした。
秋葉原からは日比谷線で一本です。
わずか20分足らずで着きました。少し早めに伺ったので、散歩しました。
夕方の光に綺麗に栄える建物です。
デザインハブでは、グッドデザインの展示会を行っており、その一環として招聘されたものです。
奥の会議室が講演会場です。
少し緊張します。
このフロアの奥にグッドデザインの事務所があるそうです。
このフロア自体がデザインのためのフロアになっていて、ホンダのジェット機などが展示されていました。
最初は國本先生のご講演。
現在のデザインがどれだけ進んでいるのか、でも、それがうまく利用されていない現状をお話しされました。
美しい動画と、未来へ進むべき指標が示されていました。
さすがマック使いです。マックのスライドの動きは美しいです。
國本先生は本当にお忙しい先生で、このウィキを見るだけでもその業績がわかります。
日本の最新のテクノロジーとそれを支えるべき志についてお話をされました。
盛大な拍手。
司会のセントケア岡本先生から実はこの会場には素敵な工夫がなされていると発表がありました。
それは、近藤ヒロコさんによるボタニカルフレグランスのおかげだったのです。
講演会で頭が冴えるようにシナモンが加えられたややスパイシーで柑橘っぽい香りがお部屋に用意されていました。
リッツカールトンをデザインされているのも頷けます。
実際とても快適で、香りの威力、といったものを感じました。
次いで、ひびきみかさんのボーンダンスのご紹介がありました。
骨を動かすことで、骨の動きをてことして用いて体をほぐす方法です。
画期的なダンスで、会場の方々の筋肉がほぐれました。
司会の宮崎京さんも美しく会場を盛り上げてくださいました。
次いで、私の番となりました。
まずは偶然数日前に届いた谷川俊太郎さんの詩集をご紹介しました。
こやのひとりごと です。
こや は立派でなくとも、そこにたたずんでいて豊かさを内包します。
人もたとえいくつか病気を抱えていても、豊かな時間を過ごせます。
医療の未来形についてのお話をしました。
日本の医療費の削減に次ぐ削減のなかでどうやって暮らしていったらよいのか。
テクノロジーの進歩をどうやってアプライすべきか・・・
そのあたりのことをお話ししました。
國本先生が示してくださったテクノロジーの進歩は、現場の人々のウエルフェアに役に立つ可能性がとても高い。
そのときでも、『こやたちのひとりごと』に示されていたように、そこにたたずむ一人一人の人々を大切に思う気持ちが必要です。
その後の懇親会では、様々な可能性が示されました。
人々にやさしいデザインのプラットフォームを作ろうという機運が高まっているのは大変にうれしいことです。
夜のミッドタウンも静まり、今後の方向性について静かに考えていました。
良い機会を与えてくださった、メディシンクのかたがた、ありがとうございました。
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