クリニックのコンピュータを全てアップルに
アップル上でのウインドウズへの電子カルテとレセプトシステムの移動はほぼ終わりました。
モニタを何にするか悩んだのですが、やはり美しさから、既に販売中止になっているこちらにいたしました。昔から時々お世話になっているDO-夢さんにお願いしました。
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アップル上でのウインドウズへの電子カルテとレセプトシステムの移動はほぼ終わりました。
モニタを何にするか悩んだのですが、やはり美しさから、既に販売中止になっているこちらにいたしました。昔から時々お世話になっているDO-夢さんにお願いしました。
人々を守るべき医療システムは沢山の方々のいろいろな努力によって支えられています。
少ない医療費の中で、本当に涙ぐましい努力が続けられています。
締め付けられるだけの悲観的な状況を感じ、『医療崩壊』とよばれる閉塞感とあきらめを伴ったムードが医療現場を覆っています。
打破して、希望を見つけていかなくてはなりません。
昨日、日本の医療システムの研究をさせていただいた島崎先生と、著名な工業デザイナーの國本先生とミッドタウンでお会いしました。
島崎先生は長野の病院の研究の帰り、國本先生は文部科学省の会議の後でした。
偶然、政策研究大学がミッドタウンの隣なので、実現する事ができました。
雨のミッドタウンも綺麗です。
これまで、多くの患者さんと接してきました。
不十分な事も多く、解決できない事もたくさんありました。
でも、一緒に悩んでがんばっていこうという姿勢だけは崩さずにやろうと努力してきました。
鍼師川井健董治さなければ患者は来ない縁と運 | |
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題名にひかれ購入しました。
きちんと治して、人々があつまり、集まった方々とのご縁で更なる自分に進化できる。
進化した自分で磨かれた技術で、さらに人々に良い治療ができる。
それも、縁と運に支えられているところがある。
なんだか、とてもまとを得た題名でびっくりしました。
(『的を得た』は『的を射た』の間違いではとのご指摘がありました。
『当を得る』なら良いという意見もありました。『的を得た』が必ずしも間違いではないという文章にも出会いました。なので、ひらがなで『まとを得た』にしました。読みことばでお話しするときに『まとをえた答えですね。』と使われる事が多いと思ったからです。平成20年2月27日追記)
頭痛と花粉症はいくつかの点でつながっています。
一つは、花粉症の鼻づまりなどによる花粉症の一症状としての頭痛。
もう一つは、花粉症によって体に起きる変化で起きてくる頭痛です。
花粉症の時期に片頭痛が悪化する方も多いものです。
また、アレルギー疾患を持っている方が片頭痛を起こす割合は多い。
クリニックのコンピュータを全てアップルにする仕上げを行っています。
通常、電子カルテも、レセプトコンピュータもウインドウズなので、業者の用意した旧型型落ちモデルの人前には見せられないようなコンピュータが医療現場では使われています。
ですから、全てをアップルの美しいコンピュータにしたくてもできないのが通常です。
ところが、アップルのOSがLeopardになってから、アップルマシンでウインドウズが普通通りに使えるようになったのです。
デフォルトでXPで起動しますから、なんら他のウインドウズマシンとかわりません。
起動も速いですし。
電子カルテや予約システムの全てを、質が高く美しいアップルのマシンの上で走らせるのももうすぐです。
OSは形が無いものですから、患者さん方の目に触れるハードは美しい方が良い。
美容室やアパレル、飲食店など、走らせるマシンの形が重要で、コンパクトさが求められる現場には、アップルがどんどん導入されるでしょう。
昨日、経済学教授の先生、青森博報堂の方々やアストラカンの方とお話しする機会を得ました。
市町村の区切りを超えて、人々が集まるショッピングセンターなどがあたかも仮想都市のような機能を備え始めているというお話をお伺いしました。
同時に、ごみ問題は、実はリサイクルだけでなく、生産する仕組みと連動していることにも気づかされました。
これまで、道州制とかいろいろな事が議論されていましたが、実は一足飛びに全く違う構想が生まれつつ有るのだと思いました。
昨日、日本医療企画のばんぶーの方が取材に見えられました。
これまでの経緯や、苦労した点などをお話ししました。
夜遅く、クエスト社の瀧田さんも到着し、撮影に間に合いました。
こうやって尋ねられて、思い出してみると、段ボールを切り抜いてレイアウトを考えたり、いろいろな事があったと思い出されます。
今、ホームページ上に花粉症と片頭痛の関係を載せるための文章を大急ぎで打っています。
これからも各方面に進化を続けていく必要が有ると思っています。
16日に発表となりました。
There's something in the air
とは、無線技術を駆使したワイヤレスの様々な技術の事でした。
バックアップハードディスク、time capsule(タイムカプセル)の美しさ。
なんと、他のマシンのDVDROMなどに無線でアクセスする技術も実用化したようです。
私は今回の発表の目玉はタイムカプセルだと思っています。
現在、私たちがコンピュータに求めているものは、様々な情報を蓄積し、検索することの支援です。
このタイムカプセルは、まさにワイアレスで、コンピュータのハードディスク(仕事などの情報)、音楽、テレビなどの映像をすべて蓄積し、必要に応じて検索し読み出す、といった、『情報の要』になるものです。
これまで、コンピュータのバックアップ、画像のバックアップ、音楽用のハードディスクと分散していたものを、ワイアレスで一元管理できる訳です。
これはすごい。
ブートキャンプの内容もバックアップできるのなら、ウインドウズで謳われる、『ハードディスク丸ごとバックアップ』が、『複数OSマシンの丸ごとバックアップ』をワイアレスで行う事ができる訳です。
これは、生活を一新する技術です。
引き出しやブックシェルフのどこかにタイムカプセルを置いておけば、映像や、音楽ファイルが蓄積されていくのです。
つながなくて良いのですから、どこにでも置けます。
あとは、液晶やプラズマディスプレイとのワイアレスが実現すればよいわけです。
そのつなぎが、アップルTVだと思っています。
ROMディスクをOSに関係なくワイヤレスでつなぐ技術も公開されました。
つまり、ROMディスクがいろいろなOSのどこのマシンに有っても、自分のコンピュータからアクセスできるのです。検索もかけられる。
必要な情報を、ROMディスクからリッピングして、必要に応じ、タイムカプセルに蓄積できます。
Appleのやりたい方針がはっきりしました。
これが、ジョブスの言う、
There's something in the airではないでしょうか。
つまり、どのマシンに情報が有っても、Macbook airからアクセスし、検索がかけられる。 お家の中の電子情報すべてをgoogleできるわけです。
続きを読む "Macworld Conference&Expo San Francisco/うれしいお知らせ。/キモはtime capsule(タイムカプセル)!" »
もうすぐ、ジョブスによるMacworld Conference&Expo San Franciscoの基調講演が始まります。
新たな製品や、新しいインターフェースなどが発表されるかもしれません。
いろいろな憶測がありますが、こちらの分析が正しいと思っています。
楽しみです。
わくわく感が全くない世界とは別世界のもので、未知のものを作り上げていく事の大切さを教えてくれると思っています。
プロダクトと人の認知機能を結びつける秀逸さはすばらしい。
There's something in the air
その意味するところは何でしょう?
iPhoneやiPod touchなど。次は、日本版iPhoneが出るかもしれない・・・
基調講演、そしてプレゼンテーション、それらがこれほど注目されるのもそれを物語っています。
本当に楽しみです。
2日にわたって放映された『感染爆発』は大変に良質な番組でした。
1日目の放映にて新型インフルエンザによる『感染爆発』がどのようなものか、実話のようにわかりやすく理解できました。
2日目にはほとんど実際に発生した時には無効と考えられる日本の現状とアメリカのシステミックな取り組みの対比。
構成も内容も素晴らしく、久しぶりに素晴らしい番組だと思いました。
手帳メソッドで栄養管理を始められた佐々木さんがブログを開設されました。
斬新な手帳で、なかなか良いものです。
一緒に、メタボ対策をクリニックで行っています。
さすが女性らしい美しいブログです。おめでとうございます。
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田口ランディさんの新刊が発売になりました。
昨年末、医学的なアドバイスをさせていただく機会に恵まれ、拝読させていただきました。
クリニックのホームページでの頭痛外来のページを刷新し、メタボリック症候群のページ、これまでの掲載論文や報道のご紹介ページを追加することにしました。
メタボリック症候群に関しては、昨年、これまでの事を踏まえ、1年間にわたり、さらにさまざまな試みを繰り返してきましたが、最も良いと思われたメソッドを全面的に取り入れてみることにしました。
頭痛外来に関しては、サンケイリビングの記事の経験を踏まえ、頭痛はやはり実地診療がより進んでいるのだと実感しました。
さらに、これまで書いてきた論文などのページもまとめてみました。
昔からの仕事を並べているうちに、辛かった時、悲しかった時、嬉しかった時が思い出されました。時間のかかる仕事でした。
腕利きのネット仕事人、Sさんにお願いしています。
新しいホームページのためのファイルは作るのにとても時間と手間がかかってしまいました。
スキャンすべき書類がまだ2つ残っています。
京都大学の山中教授のiPS細胞の技術確立にはとても興奮させられました。
私たち神経内科の扱う、脳や脊髄を支える神経細胞は再生がとても難しい細胞です。
そのため、いったん傷つくと治す事がとても難しい。
皮膚も神経も外胚葉系という元は仲間の細胞です。
もし、幹細胞に先祖返りさせることができて、衰えた神経細胞の部分に細胞を打ち込んで、そこで新しく分化していくことができるなら、脳の再生医療が行えます。
このように、まだその人に残っている正常な臓器を足がかりにして、機能回復に役立てられれば、ものすごい進歩なのです。
人工臓器に一足飛びに行く必要はありません。
あけましておめでとうございます。
今年も穏やかに過ごせることを願っています。
夕空に 鳥停まれり 冬凪よ
冬の月 鏡の水に 鎮まりぬ