macbook air とVAIO typeTの完成度の違い
VAIOは好きなコンピュータでしたが、作りが粗雑になっています。
こちらがヒンジの部分ですが、真ん中が金属、両脇がプラスティックになっています。
ところがこの接合部に隙間が空いています。
プラスティックはしなるため、隙間も微妙に広がったりします。中の赤いコードが見えています。
さらに、電源部分。
何かの間違いかと思いました。
奥まで差し込めないのです。
通電している金属が出っ張っています。
さらに意味の無い段差。
力を入れると本体もしなります。
てこの原理で壊れやすい形をしています。
緑色のLEDが美しいと思っているのでしょうか?造形的に失敗です。
一方こちらは、macbook airのヒンジ。
最近のマックは可動部分をぶつかりやすい両側からずらしています。
両脇はボディの一部分。
ヒンジは中に入っていて、隙間もほとんどありません。
電源部分はこちら。
磁石でくっついているだけで、もちろん通電部分なんか見えません。
しかも反対方向にくっつけても問題なし。
電源がこちらにあっても、向こう側にあっても大丈夫です。
本体に差し込む物がないので、ボディに負荷がかかりません。
さらにコードが蛇腹になっていて負荷がかかりにくい。
こういった細かい美しさは日本の方が得意だったのではないでしょうか・・・
電源のコードは微妙に持ち上がったボディの下を走らせる事ができて、邪魔になりません。
本体と電源コードの直径まで計算され尽くしたデザイン。
VISTAであってもMacbook airの上で走る訳ですから、アップルのハードとWindowsを購入した方が得策です。もちろん、XPでもよいですが。
VAIOのデザインがさらにかすんで見えます。
どうして、ユーザーの使い勝手を考えて細部までつめないのでしょうか。
天板がカーボンでも、何色でも、何の意味もないと思えてきます。
デザインの未来。
それは、使い勝手のよい物を美しく具現化する事にあります。
今でもアップルがその世界をリードしています。
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