バレンタインデーはメタボリックシンドロームの講演会
今日はかつて青山病院があった青山の近くで講演会でした。
イオンウエルシアのメタボリックシンドロームについての物でした。
メタボリックシンドロームは、その人の体で起きている事への理解が必要です。
その結果、処方が決まり、処方箋が発行される。
だから、処方箋をみれば、ある程度の事もわかる訳です。
私は、病気の起きる仕組みのほかに、『セルフモニタリング』の重要性に力点を置いてお話ししました。
セルフモニタリング、 とは 自分の事を自分で知る という事です。
糖尿病の患者さんが、たとえインスリンを使っていなくても、自分で自分の血糖値を定期的にモニタリングする事。
メタボリックな体型の人が自分の体重や腹回りをモニタリングする事。
血圧を時々でもいいから家ではかる事。
すべてセルフモニタリングです。
セルフモニタリングがメタボリック症候群に良い影響を及ぼす事には多くの報告がなされています。
- Diabetes Educ. 2007 Nov-Dec;33(6):991-1011; discussion 1012-3.
- Comment on:
- Diabetes Educ. 2007 Nov-Dec;33(6):1012-3.
- McAndrew L, Schneider SH, Burns E, Leventhal H.Rutgers University, Department of Psychology, Institute for Health & Behavior, 30 College Ave, New Brunswick, NJ 08901, USA.
- 患者さんの血糖値測定は糖尿病コントロールを改善させるか? という論文です。
こういうきめ細やかな診療とそれに基づいた治療が必要だとお話しいたしました。
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