花粉症と外用薬/点鼻と点眼薬
花粉症は内服薬で押さえられる事もおおいですが、外用薬も大切です。
なんと言っても、局所に直接お薬を効かせる事ができます。
「副作用」の本にも書きましたが、アレルギーのお薬である抗ヒスタミン薬はどうしても眠気の問題が出てきます。
内服薬は吸収され、血液の流れに乗り、局所に運ばれて作用します。
鼻や目に薬は苦手・・・
という方も多くいらっしゃいますが、一度その効果を確認していただけるとリピートしていただけます。
1度効果を確認できれば、どの薬剤でも2、3ヶ月分を処方できます。
忙しい方の受診は少ない方が良いと思っています。
こういった、鼻や目の外用薬をいくつか持っていれば自分でお手当できます。
まだまだ、花粉症は終わっていません。
つらいときには外用薬が良いと思っています。
今年は、黄砂のためか、咳が止まらない、のどが痛い、目が痛いと言った方も多く拝見します。咳が止まらないときには、咳ぜんそくに準じて治療をすると、症状が和らぎます。
第二世代の抗アレルギー薬のジェネリックも好評でした。
効果的な治療を経済的に受診回数を最小限に。
それが目標です。