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2008年3月27日 (木)

シナプス小胞と頭痛/VNUT

頭痛に関わる重要な2つの論文が発表されました。

一つは、医科歯科大学神経内科の水澤先生が拠点リーダーであるCEOにて、シナプス小胞の立体構造を解明したとの報告です

もう一つは、そのシナプス小胞への取り込みの仕組みが解明されたとの報告です。頭痛などを引き起こす痛みを伝達する物質を神経組織に取り込むメカニズムについてです。

現在の頭痛治療は、脳血管に働きかける薬剤と、中枢鎮静薬、その他の薬剤ぐらいです。

市販の頭痛薬のような普通の痛み止めは、COXという酵素を阻害する薬剤であって、根本治療ではありません。

今回の報告は、痛み、そのものを伝達する仕組みへの解明に近づいたという事です。

このメカニズムを介した創薬がなされるなら、様々な痛みへの応用もできるかもしれません。

視床痛などの難治性疼痛もあります。

これらの成果が臨床の場に出てくる事を願っています。

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