黄砂は砂だけではない
今年は、「のどが痛い」、「咳が出る」、「目も痛い」という患者さんが多かった年でした。
通常でしたら、かゆみや、鼻水、くしゃみと言った症状なのですが・・・
黄砂が悪さをしているのかもしれないと思っていましたが、それに関する報道がなされました。例年と比べた比較があると尚よかったのですが。
今年、東大構内に降り積もった黄砂のほとんどの粒から硝酸や硫酸などの酸性物質の元になる物質が付着している事が分かったというのです。
黄砂は花粉より細かく、また、水分により崩壊する事もないため呼吸器系への影響は大きいと考えられています。
さらに、こういった粒子+酸性物質による化学的な炎症が、花粉症の症状を悪化させるとも言われています。
アレルギー反応ではないケミカルな障害ですので、やはりマスクが大切となります。
患者さんの症状には大切な物が隠れていると合点の言った報道でした。
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