俳句/一句だけ
太陽に巻かんと尽き瓜の蔓
師匠にかろうじて合格を頂いた句です。
本当は沢山書きたいことがあり、到達したい場があるのに、行けない自身を投影しました。
沖縄では沢山のつる(蔓)植物が繁茂していますが、その蔓の先は必ずしも目的物には巻き付いてはいません。
照りつける太陽に焼かれ、先が枯れています。
でも、一見無駄なような彼らの行いが、本体を守っています。
このような試行錯誤がなければ、その時本体の植物を守る蔓にはなり得なかったからです。
本体から生えた向き、風向き、自分の勢い、太陽の熱、目指すべき方向・・・
私は太陽をつかもうとして焼かれた蔓に句を詠みました。
これから、がんばって、滞っていたブログを少しずつ更新したいと思っています。
« 日経DI10周年記念おめでとうございます | トップページ | オジサンズ11? »
「11.絵/詩/俳句/芸術」カテゴリの記事
- 青紫陽花あおげば無限の碧空や(2023.06.10)
- 俳句を詠んでおたよりする / 心象を季節に託す日本の心(2022.04.02)
- ワタリドリ目の黒球面に広大無辺の碧き空 /のろのろ道をあるくわれ砂粒わたりどり空たかく /永遠の星運行に従う鳥は空蝉の喧騒しらず海わたる(2022.01.03)
- 虹色のクジラと白い鳥(2021.09.30)
- 慢性炎症が健康のカギ / 花みかん巡る季節に病なし(2021.05.03)