傷ついた秋葉原/祈り
今日、とても悲しい事がおきました。
先週は仕事後の時間は、インタビューやスライド作成にあて、昨日の土曜日はクリニックの床の改修工事でした。
今朝、仕事の合間にブログをアップし、その後、今書き続けている長文のための資料を取りに外出しました。いつもよりとても忙しいけれど、何も変わらない週末のはずでした。
帰宅すると家人から連絡がありました。
秋葉原の街は、神田から御徒町、上野とつらなる下町情緒の溢れるひとたちが住んでいるところです。
神田や湯島には神社もあり、お茶の水や九段ともつながりの深い所です。
最近ではつくばエクスプレスのターミナルとなり、三郷方面との連携も深くなりました。
子供たちがあふれる交通博物館もありました。
最近ではUDXビルで夏休みに、子供たちのイベントが開かれるようになりました。
私は、中学生の頃にラジオのトランジスタや抵抗などの部品を購入しました。
大学で勤務していたころは、ジャンクコンピュータの部品を見て回る楽しみを与えてくれました。
秋葉原は再開発もすすみ、大企業の方々や飲食店の方々も勤務される様になりました。
カゼで休めないから、お子さんにカゼをうつしたくないから、と訪れる方からいろいろなお話をずいぶん伺いました。
カフェの店長さんや居酒屋の店員さんは街の様子を良く理解されていました。
心優しい、いい方々が多い街です。
こういった、下町の方々や企業で一生懸命働く方々。
ハイテクを支えて、カゼを押しても働き続けるけなげな方々。
お天気の日には、あちこちのショップを回り、パーツを見る人々。
科学好きの子供たちも多いです。
それに応える威勢が良く、気のいい店員さんたち。
朝から街を眺めている、たぶん修学旅行の学生さんたち。
外国人の観光の方々。
彼らの顔が浮かんできます。
そして、悲しみが増します。
本来、秋葉原はとても良い街です。
いろいろな方々が、自由に自分の方法で楽しむ所がある街です。
全く違うところからやってきて、楽しむ人々を一転して悲しみの底に陥れた事に怒りを覚えます。
一番心配なことは、今も傷ついてケガと戦っている方がいらっしゃることです。
ひとりでも多くの方が助かって欲しいと祈っています。
一人でも多く助かって欲しい。治って欲しい。
心から、そう祈っています。
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