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2008年10月23日 (木)

谷川俊太郎さんと徳永先生のコラボ/誌と死をむすぶもの

野の花診療所の徳永先生からお便りが届きました。

081023_08170001 いつもより封筒が分厚くて何か入っています。
怪しいので、振ってみたり透かしてみたりしました。
徳永先生はお茶目なので、油断できません。

開けてみると、
お世話になっている谷川さんと徳永先生のコラボレーションの本でした。
大好きな野の花通信も同封されておりました。

徳永先生の手紙も大爆笑。先生は期待を裏切りません。

詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書 137) 詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書 137)
谷川 俊太郎

朝日新聞出版  2008-10-10
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死を見据えた詩を紡がれる谷川さんと、
詩的に死を楽しむ徳永先生。
お二方とも、徳の高いお坊さんのようです。

そぎ落として、そぎ落として、生き物としての人間を見つめるまなざし。
尋常ではない力。

今は、私は徳永先生のように穏やかで普遍性に命をかけるような生き方はできないけれども、どんな生き方でも良いって徳永先生はおっしゃっていました。
許してもらえるんじゃないかなぁと勝手に思っています。

死にかけたら徳永先生の所へ行けばいいんだと思うと気持ちが軽くなります。
鳥取まで行ける時間さえ残されていれば伺うことができます。
病室が空いてなければ、空くまで一階の駐車場にアウトドアさせていただければ良いだけですし。

日本中の人たちが徳永先生の所に押し寄せてきてしまう事だけが心配です。

どの人の命も有限です。

どう生きていっても良いと元気づけられる、詩情溢れる本です。
読み終えるのがもったいない感じがしますが、読み返せば良いと思うとちょっと気が楽になりました。

芝生に寝っ転がって、海色のiPodを聴きながら最後の章を読もうと思っています。

徳永先生、谷川さん、いつもありがとうございます!

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11.絵/詩/俳句/芸術」カテゴリの記事

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