夏の俳句
課題となっている夏の句を詠みました。昨年の夏の夕方、乾いて赤土のひび割れた地面を、緑色のカマキリが独り歩いていたのを思い出しました。
独りきり蟷螂の影地に伸びぬ
秋も近づき、夕方になるとカマキリの影でも大きく見えるものです。
もう一句。
ひぐらしの止みて広がる星空や
お茶の水駅を下りると、お堀の木では沢山の蝉が鳴き始めます。
時折、一斉に鳴き止むことがあります。
その時見上げた空に沢山の星に気づいたことがありました。
同時に自然の悠久の中の自分の小ささを自覚しました。
ふと視線を移すと、都心にも気づかなかった美しさが静かに佇んでいるものです。
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