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2009年7月30日 (木)

知らずに飲んでいた薬の中身/夏の課題図書/MRさん必読/薬剤師さんも楽しめる

知らずに飲んでいた薬の中身 (祥伝社新書165) (祥伝社新書 165) 知らずに飲んでいた薬の中身 (祥伝社新書165) (祥伝社新書 165)

祥伝社  2009-07-28
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薬を飲んだことのある方ならどの方でも楽しめるように工夫して著したものです。

同時に、中学、高校生の夏の読書用にも、適切ではないかと思っています。
『医学的な日本の偉人伝』というと、野口英世になってしまいますが、もっと具体的にきちんとした業績を残し、今でも人々を救い続けている日本人がいたことを記しました。
自国の人々が何も無いところから、持ち前の頭脳を駆使して海外で戦い続けてきたという事に勇気付けられるでしょう。学校では教わらないことがらです。

さらに、製薬メーカーの営業の方は必読だと思います。
なぜなら、ここに書かれたことを色々な方に尋ねても、彼らは自社製品についてさえ、その歴史について、あまり知識を持ち合わせていなかったからです。
現在ある薬剤について、会社が準備した知識だけになってしまっていることが多いようです。でも、薬剤には歴史がある。

薬剤師さんもお薬を患者さんに説明するとき、そのバックグラウンドに対する知識が必要だと思っています。その入門書になるように睡眠薬、抗生物質から抗がん剤まで広い範囲の薬剤の『生い立ち』を追いました。
例えば、本書で紹介した糖尿病薬や、今後登場してくる全く新しい糖尿病薬の背景を知れば、患者さんのお薬への説明も変わるでしょう。
この本のために貴重な資料をお貸しいただいた井手口先生のおっしゃる『ファーマシューティカル・コミュニケーション』に必ずや、役に立つと思います。
この本を読んでいるかどうかで、その後の仕事に差がつく。

末尾に参考資料への索引を沢山つけました。この本を入り口に、成書へ進んでいくこともできます。
薬は多彩で、ともするとそのエピソードの紹介は『バラバラ』になってしまいがちです。
でも、薬を飲んでいる方、子供達、薬剤師さん、薬剤メーカーさん方に伝えたいと言う気持ちをこめてお書きしました。
多くの方に、お役に立てることを願っています。

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04.栄養運動医療アドバイザー / 医療コラムニスト」カテゴリの記事

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