インフルエンザ流行に対する対策/B型も流行しています
政治の体制は大きく変わりました。
しかしながら、継続している問題は沢山あります。
アメリカで政権が移っても、金融危機の問題が引き続き解決されていったように、日本でもインフルエンザの危機を上手く乗り越えていける事が大切です。
新型だけでなく、B型も流行っていることは見逃せない点だと思います。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »
政治の体制は大きく変わりました。
しかしながら、継続している問題は沢山あります。
アメリカで政権が移っても、金融危機の問題が引き続き解決されていったように、日本でもインフルエンザの危機を上手く乗り越えていける事が大切です。
新型だけでなく、B型も流行っていることは見逃せない点だと思います。
ダイハツからミラのココアが発売されます。グリグリ回して眺めてみてください。
車体をコットンアイボリーにシュミレートさせると、さらにかわいらしくなります。
「少しレトロだけれども、新しい」という、素晴らしいデザインだと思います。
側面の窓の二つに加え、後ろに三角形の小さな窓が一つ付いています。
この小窓は、昔の車の前席の手で開いていた三角窓を思い出させます。
あるいは、となりのトトロのネコバスを彷彿とさせます。
こういったホッとするけれども洗練されたデザインが、今、必要とされているのではないかと思いました。
ハイブリッドカーは本当にエコなのか? (宝島社新書 297) 宝島社 2009-09-10 売り上げランキング : 22142 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
決してハイブリッド車はエコではありません。
車が作られるときの廃液や、エネルギーも加算したトータルのエネルギー、破棄するときのエネルギーを考慮する必要があります。
現在の電池はまだまだ重く、製造、破棄に多大なエネルギーを必要としています。
この重たい電池を常に背負って走っているのも辛いところです。
単純比較はできないのかもしれませんが、クラウンではハイブリッド化すると約200kg重くなります。未来へのステップとして考える方が良いでしょう。
ハイブリッド車に積極的でない日産や、〝電池駆動は補助と割り切っている〟ホンダの方針も手堅いものがあります。
現時点では、共通プラットホーム化された、車体の軽いガソリン車が、製造効率も良く、最もエコロジカルなのではないかと思っています。
どこかを削って、どこかに回す話のバリエーションが議論されています。
結局、普通に働く多くの人には増税になる予定のようです。
もう少し、日本ならでは方法で、自分の経済圏を大きくしていく話が必要です。
それが、未来への希望が持てる本当の話です。
工業、農業、科学 どの分野でも。
例えば、インフルエンザワクチンもビジョン不足のよい例です。
昨年のブログの記事をお示しします。
いまさら、ワクチンが日本で足りないなんて言っているのは不思議です。
数年前から、タミフルの備蓄だけでは不完全であることが指摘されていました。
大差を付けられていても、あきらめてはいけないことを教えてくれました。
必死にそれだけを追う、という純粋な姿はすがすがしいものがあります。
努力は報われないことがほとんど。
でもあきらめない。
結果を予想して、それにみあった努力しかしない、というのでは何も生まれない。
よい事を教えてくれました。ありがとうございます。
暦では、夏の盛りを超えましたが、逆に蒸し暑くなってきています。
こういったときに、熱射病は発症しやすいものです。
「熱負け」などともいわれますが、気持ちよくテニス、ハイキング、ゴルフなどのスポーツをしていたとおもったら、急に具合が悪くなることがあります。
今週はその熱射病について、コラムをお書きしました。
先週のコラムはこちら。
大切なのは水分と塩分の補給、体のクールダウンです。
がんばって、残りの夏を過ごしていくことにしましょう。
私は日本の人々を信じています。
四季に富み、それらに磨かれた感性と、八百万に神が宿ると思う気持ち。
1000年以上にわたる歴史。
一番大切なことは、そういったものを大切にできる「未来の選択」を「繰り返し」続けていくことです。
どこかで何かを決めたら、それでお終いではなく、「正しいと思われる選択」を、何回でも続けていくことが必要だと思っています。
そういった選択を、繰り返し続けていくためには、「背骨になる思い」を持つことが重要です。私達のアイデンティティの基礎となるものです。
日本人の偉人達のエピソードや、先人達の苦労の話と同様、こういった大切なことは、学校では教えてくれません。
地道に実直に技術を研磨し続け、人類に多くの点で貢献してきました。
新書で、薬の分野での日本人の偉業について触れたのはそのためです。
大切なものを見抜く直感が豊かな日本の人々は、日本の国の形を忘れずに、そういった思いを受けた「選択」を「繰り返し」続けていけると信じています。
そういった大人たちの国を真剣に考える後ろ姿は、子供達への良いメッセージになるでしょう。
誤るところは直し、良い所は伸ばし、私達は経験値を増やしていけると信じています。
本の出版のお祝いに、井手口先生からお花を頂きました。
井手口先生は明るくて、楽しい先生です。
薬をめぐる人々のコミュニケーション、『ファーマシューティカル コミュニケーション』の大家です。
ありがとうございました。
外来の受付に置かせていただくことにしました。
最近、地震の情報が増えています。
地殻の変動を捉えるものを予兆とするというのは、理にかなっているように思えます。
普通の雲のように見えます。
時間が経ち、東京の西方面に車を走らせているときに出会った雲はこちら。
夕方になってきたところです。
東京の西方面なので、気のせいだとおもうのですが、不思議な雲だったので撮影しました。
場所的には武蔵五日市や立川の活断層付近ですが、あまり活動性が高いものでは無いようなので、杞憂に終わる事を願っています。
抗ガン剤の開発は、歴史的に
◎DNAのニセ物質をガン細胞につかませる
◎DNAの合成を抑える
の二本柱ですすめられました。
最近 報道されたバイダザ(VIDAZA)はDNAのニセ物質のひとつです。
急性白血病の前段階のくすぶっている状態のときに、この薬剤が有効であるというものでした。
バイダザの薬品名がazacitidine(アザシチジン)なので、このトライアルはAZA-001と呼ばれています。
抗ガン剤の歴史を俯瞰できていると、どのような薬剤の開発がすすんでいるのか、報道を深く理解できます。
こちらの本に、まさにそのような血液系のガンの治療薬の開発の歴史をお書きいたしました。
DNAのニセモノをつかませるという手法は、非常にオーソドックスなものであることがわかります。抗ウイルス薬や痛風の薬にも応用されています。
知らずに飲んでいた薬の中身 (祥伝社新書165) (祥伝社新書 165) 祥伝社 2009-07-28 売り上げランキング : 4528 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『知らずに飲んでいた薬の中身』、『副作用』、『頭痛』 ともアマゾンでは売切れてしまっているようです。
『知らずに飲んでいた薬の中身』は昨夜、カテゴリー1位になったので、記念スクリーンショットを撮影したばかりでした。
お昼過ぎ、クリニックに友人からお問い合わせをいただき、気づきました。
本屋さんにご注文いただけると、流通しているものが再分配されお届けされるようです。
新書は印刷部数が多いので、どこかにはあるはずです。
お近くの本屋さんにご注文のほどお願い申し上げます。
数冊ずつストックがあるので、クリニックにいらっしゃった方にはお譲りできるのですが・・・
頭痛の本は新しいものを作成中です。
申し訳ありません。
知らずに飲んでいた薬の中身 (祥伝社新書165) (祥伝社新書 165) 祥伝社 2009-07-28 売り上げランキング : 4528 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
おかげさまで、新書がだいぶ好評なようでほっとしています。
カテゴリー内2位に躍進しました。上位のカテゴリーでも25位です。
ありがとうございます。
ふくらはぎをアブに狙われながら、ぬかるみを分け入って薬草園の写真撮影に同行した苦労が報われる思いです。
糖尿病のお薬の部分を、何回も書き直したことを思い出しました。
超人的な作業をこなされる編集長さんと何回もやり取りしたことも思い出されます。
ヒーラオオトカゲのバイエッタはこれから日本に登場する薬です。
今後、大きな主役に育つだろうDPPV-4阻害薬や抗レニン薬ラジレスについても記載しています。直ぐ未来に控えている薬です。
日本では、アリスキレンは米国名テクトュナでなく、欧州名ラジレスを用いることになりました。もちろん、本書ではラジレスにしています。
もちろん、インスリンについても。
糖尿病の飲み薬が、実はあまり、化学的な形上は変わりないことも示しました。
サルファ剤、旧型オイグルコンと新型アマリールも図を見て、みんな驚いています。
よい驚きです。
一見、多彩に見える抗がん剤の歴史もひも解きました。
抗癌剤も、その歴史を見ると、理解が深まります。
なつかしい吉田博士のナイトロジェンから、放射線放出型分子標的薬のベキサールまで、駆け足ですが触れました。
こういった創薬の歴史は人類の科学の歴史でもあり、面白いものです。
夏のひと時、どうぞお楽しみください。
副作用―その薬が危ない (祥伝社新書) 祥伝社 2005-06 売り上げランキング : 43832 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
こちらは品薄になってしまっているようです。申し訳ありません。
江戸の外交戦略 (角川選書) 角川学芸出版 2009-06-10 売り上げランキング : 2380 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
篤姫や日本史の監修、著書で有名な大石先生に御査読いただいて新書を出すことができました。大石先生は江戸時代研究が専門の先生です。
詳しくは(お伺いしたのに理解できず)把握できていないのですが、『江戸に暮らした人々にこそ歴史がある』という観点で研究されているとのことでした。
この江戸時代の外交戦略の本は、今の日本を考える上でもとても役にたちます。
比較するのでも良いし、この戦略の上に現在があると考えても良い本です。
続 駅名で読む江戸・東京 (PHP新書) PHP研究所 2004-02 売り上げランキング : 352535 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
東京の散策をするならこちら。
読んでおくと、街並みも別な風に見えてくるから不思議です。
受験時期、社会は本当に苦手で逃げ回っていたのですが、人々の生活の歴史だと思い至るようになりました。
そのため、大人になってから、ほんの少し楽しみがわかる様になりました。
大石先生、申し訳ありませんでした。
頭痛が沢山起きてしまうことを解決する薬剤と、発作のときの薬剤は異なるものです。
それぞれの働きが異なるからです。
たくさん頭痛が起きているときには、頭痛を起こさせない予防薬が発作のときの薬よりも、主役となると考えています。
そこが大切です。
授乳中でも片頭痛は治療できます。
こちらにまとめてあります。
おかげさまで、 『知らずに飲んでいた薬の中身』が、 発売数日で、暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康のカテゴリーで100位以内にランキングされました。
ありがとうございます!