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2010年4月26日 (月)

丸の内のJAXAが仕分けされました

もう丸の内でJAXAのロケットのエンジンの実物が仕分けされ見られなくなりそうです。

あんな小さな一室、巨大な運営費なんてかかっていないでしょう。
でも、エンジンの実物が置いてありました。
宇宙食の実物が買えました。
衛星の軌道も見れたし、宇宙ステーションの内部の映像もすぐに観ることが出来ました。
スーツ姿のサラリーマンやOLさんもいましたし、もちろん、子供連れの親御さんもいつも見かけました。お父さんが子供にロケットの話をしているのを見かけたこともあります。

狭い部屋にいつも人がいて、職員さんはてんてこ舞いの様子でした。
私は、丸善に本を買いに行ったり、OAZOで食事をする度に覗いていました。
費用対効果ってなんでしょう。様々な手当類の政策の費用対効果は良いのでしょうか?

悲しい限りです。
本当に悲しい

それでも、私は、日本の宇宙技術を応援しています。
それはエンジニアの知の結集だからです。
JAXAを目指し、頭痛を治し、勉強して理系大学に受かって喜んでいた子どもたちを知っているからです。

JAXAの持つ立派な技術について、お話を伺ったこともあります。

科学技術が仕分けされ続けていて、本当に悲しい限りです。
本当に悲しい。
東京の真ん中にロケットのエンジンが置いてあることの“夢”がなくなる事が悲しい。
そして、それが民意を反映したものであることが、もっと悲しいと思っています。

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