頭痛と皮膚の異常感覚/光がまぶしい、音が気になる
片頭痛は脳血管の不調で起きてくる痛みですが、同時に脳の変調もきたす病気です。
そのため、頭痛の前に“生あくび”がでたり、“集中力がおちたり”することもよくあります。
もうひとつ、よく見られる症状は、“感覚系の異常”です。
頭痛発作の前後、顔の周りや頭皮にビリビリした嫌な感じがすることがあります。
頭痛の強い痛みによって、脳が過敏になったための症状です。
アロディニアと呼ばれます。
光がまぶしく感じたり、大きな音が嫌になったりするのも同じ理由です。
きちんと頭痛を治療すると、そういった過敏な症状もなくなっていきます。
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「03.頭痛、神経内科」カテゴリの記事
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