アシネトバクター/古くて新しい耐性菌の問題
2006年のブログに、ACPの雑誌に掲載されていた
アシネトバクターの話題をお書きしました。
アメリカ軍の負傷兵の間で多剤耐性のアシネトバクターが問題になっているというものでした。
それから4年。
決して新しい話題ではありません。
こういった菌と人間の戦いは終わることはありません。
なぜなら、抗生物質は土壌の中などで菌が菌に勝つために獲得したもので、
そういった自然界には、未知のものが沢山あるからです。
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人間はそのうちのいくつかを精製して薬剤にしてきたに過ぎません。
それですら、大変な努力の上になりたっています。
自然に対して、そのほとりに住む生き物として、
人間は謙虚に暮らしていくべきであることを示しているとも言えます。
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