一つ一つ ／ ビストロミー ／接木なしのワイン

午前中、マグネシウムの頭痛への効果を発表する医学会のポスターを確認し、
赤穂化成さんとランチをしました。

海洋深層水と塩の面白いおはなしをお伺いしました。

そのまま、赤坂見附へ移動し、内科学会へ。

本格フレンチのシェオリビエで食事をいただきました。
シェフのオドスオリビエさんは、厳しいけれども、優しい方でした。

本当に忙しいいちにちでした。

See you !に相当する、 Au revoir！を教えていただきました。
Adieu.とは違います。また会うと思うので。
ビストロミーとか、ガストロノミーというものに近いものも感じました。

お出しいただいたトゥーレーヌ地区のVinaFeraは、土の力強いミネラルを感じさせるもので、鴨肉や鹿肉のキジーヌと良いマッチングでした。

私はこんな風な土や芝生のような香り、
そして、スパイスの香りと味が追ってくるワインは初めてで、
ずっと香りをかいでいました。
シチリアのワインに近い感じですが、
夏の公園ですわった草から立ち上るような、
太陽の光を感じる草木の香りは初めて。

多くのブドウはフィロキセラというブドウの根に取り付くアブラムシの害をさけるため、
耐性のあるブドウの上に、目的のブドウを接木しています。
ところが、このワインは直植。
生命感、ミネラル感の違いはそこからきているのでしょうか。

やっぱり、いろいろなところで、
いろいろな人と
いろいろな話をすることが、
とっても大切だと感じました。

視野を広げてくれるのは、
いつでも身近な優しい人々です。

こういったことを共感すると、
人は喜びが増すものです。
ありがとうございます。