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2011年3月 1日 (火)

はやぶさ から学ぶこと / 自然科学者であるということ / 「開くトビラ」

「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言 「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言
川口淳一郎

飛鳥新社  2011-02-04
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人工探査衛星の「はやぶさ」。
もう、その話はお腹いっぱい、と思う方も多いでしょう。

でも、この本は違います。
すごく面白い。

青森の「じょっぱり」炸裂です。
役人 対 未来を創る人 という構図で読んでも良いですし、
杓子定規の製薬企業の人 対 臨床を分かる医療者 という構図で読んでも良いです。

実は、今日、
「意味の有ることを
統計上は意味が無い」と聞かされたところでした。
意味が有ることを、
意味があるように検出することが統計でしょうに、
意味が無いと検出された、と、話しにいらっしゃいました。
検出系の誤りです。

人類のためになるものは、
自然界や人々に起きている現象を、
正直に、謙虚に検出して、
社会に貢献することで対応することです。

自然科学者である医療者は、
検出系の誤りから導かれた結論に引きずられてはいけません。

この本はその事に真っ正直に応えてくれる本です。

天才軌道計算学者さんは、
人の人生や社会の軌道も設計できる事を証明した
名著だと思っています。

探査衛星を目的の星へ投入できるのは
いつでもできるわけでな無いことがおもしろかった。

川口先生は、
「扉が開く」とか、「窓が開く」と表現されていました。

ある時だけ開いていて、
もしそれがとじてしまうと、人生待ち続けても、
人の寿命では待てない未来かもしれない。
あるいは数年後かもしれない。

開いているトビラに合わせて、目的地を変えて
衛星を投入するという話しが面白かったです。

自分の能力や予想を超えて、
運命の輪が廻る時があります。
それにしたがって、トビラの向こうへ飛び込んでいくことが重要だと
教えてくれている気がしました。

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