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2011年10月

2011年10月30日 (日)

ヨーグルトの自作 / 乳酸菌の観察 / 学校教育の限界

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大学院生で基礎実験を繰り返していたころ、
脳から取り出した神経細胞や、血管の細胞の培養を行い、
細胞が生存するメカニズムなどを研究していました。

細胞培養は、培地に細胞をまいて、
シャーレの上で細胞を育てる技術です。

市販されている種菌やヨーグルトをもとに、
ローカロリーな無脂肪乳で自作のヨーグルトを作っています。

最初は乳酸菌の性質もあまり知らなかったのですが、
どの菌が偏性嫌気性菌のうちでも嫌気性なのか
どの菌ならどの温度がよいのか、
分かるようになりました。

細胞培養は厳密に滅菌操作を要求されていましたので、
ターゲットにした菌のみを
クリーンベンチのない自宅で牛乳で培養することは、
それに似て楽しい作業です。

アルコールスプレーとガス台の火炎消毒があるので
あとはマスクと薄手のゴム手袋で十分です。

いろいろ試していますが、
いまのところ継代できるように設計された
種菌ではほぼ成功しています。

脱酸素剤を用いた嫌気性環境下での
乳酸菌培養を行う予定にしています。
多くの市販のヨーグルトは複数の乳酸菌を混ぜていて、
酸素のある状態だと、
嫌気性乳酸菌はどんどん減少することが知られています。

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顕微鏡も安くなったので中古を購入しても良いかもしれません。
形態で不明な場合は、
詳しくはPCRをかけないとわからないのですが。
それまでは、原始的に外観や味だけがたよりです。

培養を続けていると、
固まればヨーグルト、というだけではつまらなくなってきます。
『何菌が増えているのか知りたい』わけです。

たぶん、嫌気性にすれば、
今よりビフィズス菌の割合が増えることが予想されます。
自分の体にあった物を探しながら、
ゆっくり研究を続けてみようと思います。
『おうち、家にある物レベル』で。

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2011年10月28日 (金)

質素に足元を / 失われた自由 / その後を考える

自分たちの健康を
自分たちで決められたころが
懐かしく思い出される事になることでしょう。

かがり火が消えて迷いが出た時、
とっさに「足元をきちんと確かめましょう」と
答えた故事があります。

立ち止まって判断することも
賢明な智慧です。
立ち止まったり、
自分のペースで一歩ずつ進むことは、
人に非難されるような物事ではなかったのです。

地震で甚大な被害も被りました。
弱っている今は、本当は、じっとしている時だとおもいます。
判断が遅い、
そういった国民性でもよかったのです。

ゆっくりな人が、
ゆっくり歩くという、
本当はそれだけのことだったのだと思います。

日本の国のことを想うことは、
日本に住む人にしかできない。

つらい嵐がさらにやってくるでしょう。
靴で畳の上を歩かれるような気持ちもするでしょう。
そのときの覚悟をしておくことにしましょう。

どんなにか、昔がよかったかと悔いても
何ももどりません。

仕方が無いとあきらめ、
どんなときにでも、
自分の足元を失わなければ、
質素に生きのびられるはずです。

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今週の週刊新潮の
藤原正彦先生が『管見妄語』にて
全て看破されているとおりです。
貿易の話を通して、
国のシステムの改変の問題であることが大切です。

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2011年10月24日 (月)

学ぶ日

先日、北鎌倉の円覚寺という禅のお寺に行きました。

門をくぐりながら
心が洗われる気持ちでした。
大雨の予報で、
実際、時々強い雨が吹き付けていました。

その中で、
「無事是貴人」
という言葉を思い出していました。

外の様々な権威や方法論や祈りに頼ることなく、
厳しくきちんと自分の目で自分の中を見つめると(無事)
真理を悟る存在(貴人)となる
と言った意味です。

今日は診療が忙しい日でしたが、
患者さんからたくさんのお話をお伺いし、
スタッフと一緒に悩み、考えた日でした。

答えや結論が全てではなく、
謙虚に歩む一歩一歩そのものに意味がある。

奇跡的に雨が上がり、日が差し込んだ円覚寺で、
しばらく頭を垂れていた時間を思い出していました。

2011年10月20日 (木)

人のなす事 / 準備には時間がかかる

炭の火が消えた火鉢を指して、
「すべての火が消えてしまった」という弟子を
老僧が一喝した逸話が残っています。

灰になった炭を静かに何回かかき分けただけで、
一欠片の真っ赤な炭をとりだしました。

人間が完璧に何かをなす事というのは、
不可能な話です。

真下で大きな地割れがあったり、
大きな噴火があったりしたら、
人は何もできません。
人の成す安全装備なんて、
自然の前では微々たるものです。

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2011年10月19日 (水)

与論島のジンジャーエール

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浜辺で飲んだ
氷入りのジンジャーが恋しくなることがあります。
東京では、氷に入れてこれを飲んでいます。
イギリス製のこちらも良いです。

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大人は、ウオッカを入れて、
ライムとジンジャービアでモスコミュールも良いかもしれません。
ライムをシーカーサーに変えると、
もっと風味が増します。

冬が近づいてきます。
自分でジンジャーを薄切りにして、
蜂蜜に漬け込んでおいて、
それをお湯割りにしても良いものです。

ウオッカやアイルのスコッチを少しだけ足すと、
体が温まります。

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2011年10月17日 (月)

カンザスシティ / quindaro blvd / ミズーリ州 / イエローストーン

ミズーリ州のカンザスシティは噴水の街として知られています。

Quindaro通りにも綺麗な場所があるようです。
Qulionと言う名前に一番近いものです。

大きな企業もたくさん立ち並んでいるようです。

一度訪れてみたいものです。

夜、飛行機で上から眺めてみたいと思っています。

イエローストーン国立公園も広大で美しい自然残されているとのこと。

自然は人間に無慈悲なこともありますが、
そういった自然界のほとりに人間が生きていることを
忘れず、謙虚に生きていこうと思っています。

2011年10月15日 (土)

回光返照 / 全てはここにある / どっちつかずに正解が / 莫妄想

日本の国は地震で大きなケガを負いました。

一生懸命治そうとしていますが、
体力がとても落ちている状態です。
そして、自分自身を省みる機会を与えてくれました。

こういったときには、
ドアを閉じて、
来客はお断りして、
ゆっくり休むことが大切です。

私たちのドアを強くノックする、
「来客者の意図」
に興味を持つべきだと思っています。

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2011年10月13日 (木)

活火山の富士山

富士は素晴らしい山です。

活火山でもあります。

活き活きとしているから美しいのかもしれません。

2011年10月12日 (水)

走るということ

Runner 走るということは、
無心になることでもあります。

何かを考えているようで、
考えていない。
それが心地良いと思います。

お気に入りのサングラスをかけて、
走っています。

天気の良い日が続きます。
早朝のランニングは一日のスタートにとても良いです。

Toriiまだだれもいない、
神社にお参りすると、
さらに気が引き締まります。

1日1日を大切に生きろ、と
ジェダイに言われている気がします。

2011年10月11日 (火)

ジョブズと禅 / 穏やかな心のクリエイティビティ

アップルのスティーブ・ジョブズはかつて、

「市場のマーケティングなんて必要ない。
自分が望む物、素晴らしい物を新たに創ることが必要。
新たな素晴らしいテクノロジーが具現化された
アップル社の実物を目にして、
初めて人々の概念は変わっていくのだから。」

という内容を語ったことがあります。
さらに、

「ライバル会社には文化がない。
それが社会から愛されない致命的な欠陥だ。」

と語ったともされます。

「自燈明 法燈明」
という言葉があります。

今日は月が出ていました。

月は常に存在しています。
曇ったり、見えなかったりするのは、
地球の日本の東京の空の状況や、
そもそも私が空を見上げない、
あるいは、目に写っても月を観ないという、
月(真実)以外のかってなものの影響によるものです。

月は常に存在している。

永久の時間、
ジョブズは思うところを実践して、
この世界を旅をして還っていきました。

私は、
誠実に、
そして、ひたむきに謙虚に
生きて行きたいと思っています。

手塚治虫のブラックジャックは、
医師免許をはじめとして、
全ての権威を自分から破棄して、
自分の実力以外のものを全て捨てて、
患者さんの症状に常に実直に向き合う、
人間のなすことの限界を知る謙虚な人でした。
それでも、全力を尽くし続けた。

そこに、人間としての生き様がある気がします。
テクニカルな情報をお伝えすべき講演会の連続の中で、
私は、いろいろな地域の
患者さんの悩みと一緒に悩み、
一生懸命治療に当たられている先生から
ブラックジャックの心のかけらを分けていただいた気がします。

必死に、いろいろな先生方と話すということは、
テクニカルな話を超えて、
医療や治療の哲学を語ることに
必ずなっていきます。
それが栄養になる。

今日は、スタッフたちに支えられて、
連休明けの多くの患者さんを
心乱すことなくきちんと診療できました。
スタッフの素晴らしさを実感できました。
いつも感謝していましたが、
心が整うと、感謝の気持ちも変わるものです。

仕事をさらに磨くために大切なこと。
それは、耳を澄まして、
心や物の無駄をそぎ落とし、
直観を磨くことだと確信しました。

ありがとうございます。

2011年10月10日 (月)

力が抜けて真実が見えるとき / 森の中に響く声

人は、何らかのきっかけで、
何かを得ることがあります。

無音の博物館に響く、
森の中に作られたウタキに響く
抑揚のない清らかな声であったり、
飛行機のCCDで映された水平線だったりします。

目を静かにつむり、
再生される終わりなき老婆の澄んだ声に耳をずっと傾けていると、
流れているはずのない
川のせせらぎの音が聞こえるような気がしました。

同時に、体と心が一体化するような
不思議な感覚。

あるべきところに
あるものはある。

あるところにそのものがあるから、
他のものはその場所には存在できないという
世の中のやさしさ。

すべてを削ぎ落した真実を
まばたきせず、まぶたも無くなってしまって、
あるがまま見つめるような感覚。

穏やかな集中力を持続するエンジンを
得られたような気がしました。

沖縄の出張に、感謝です。
先生方にもお礼のお便りをする予定にしています。

2011年10月 8日 (土)

沖縄へ / 海の色

今日は沖縄へ行く日です。

Jal

幸い、お天気も良く、
沖縄に着いて数時間、
那覇で買い物ができそうです。

夜は講演会を行います。

頭痛はどの県でも見逃されていることが多くて、
CTやMRIを行って異常ないと、
それで済まされてしまっている方が多数です。

女子医大の清水俊彦先生がTVでおはなしされたように、
脳の過敏性が高まった、
めまいや耳鳴り、肩こりの症状が主症状になってしまう方も
たくさんいらっしゃいます。
そうなってしまうと、
さらに、診断は困難になっていきます。

沖縄では、私が拝見している頭痛の患者さんの
「本当の姿」と、
「どうやったら、回復のお手伝いをできるのか?」
「どこを目指して治療すべきか」

という点についてお話しする予定です。

沖縄の医師の方々の前できちんと
お話するのは初めてなので、
ワクワクしています。

さらに、沖縄の海を独り歩けると思うと、
それも楽しみな点です。
海をみながら、ジョブズのクリエイティブな
前向きな姿を思い浮かべてみようと思っています。

明日、早朝には別件のため東京に戻るので、
今日の数時間だけのごほうびです。

2011年10月 7日 (金)

Jobsの言葉を胸に

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この本の101ページから、
I want to tell you three sories from my life.
で始まる、名演説が掲載されています。

since Windows just copied the Mac
ウインドウズはマックをコピーしただけですから・・・

という強烈な一文も含まれています

一日一日を大切に生きること。

それが、連なることによって、
後から線がみえてくる。

失敗は必ず何かを生む。
実際、彼は失敗するごとに次の成功の種を見つけた。

ただし、その種をみつけるためには、
誠実に一生懸命生きる必要がある。

そういったメッセージです。
彼は禅にも造詣が深かったとのことです。
読み返すたびに心に深く染み入る
言葉たちです。

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.
Don't be trapped by dogma, which is living with the results of other people's thinking.

人生の時間は短い。他の人のために自分の人生を無駄にしてはいけない。
世の中の常識や教訓に囚われていはいけない。なぜなら、そういったものは、他の人の考えの結果として存在しているものだからだ。
(その人にとって良いものであっても、あなたに良いものとは限らない。だから、自分の直感を信じて、自分で考えることが大切。そして、自分で結果を見つけること、自分で行った過程だけが、あなたにとって大切な宝ものになるでしょう。自分でやらなくてはいけない。)

彼が世の中を去っても、
彼の思想は生き残ることでしょう。

耳聞にしかず 心聞のよきに
という禅の言葉の響きに似ています。
自分の感覚と頭脳、心を研ぎ澄ませて、
目をつぶって、直観による真実の光を見ること、
真実に一歩でも近づくように努力しなさい
そう聞こえます。

Stay hungry, stay foolish.
そして、この言葉は、
常に謙虚であれ、常に学び(歩み)続けろ
と聞こえます。
私達を応援してくれている
禅僧の言葉のようです。

ジョブズの思想はSWのジェダイのように
常に人々の心に存在し続けると考えています。

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2011年10月 6日 (木)

いつも心のどこかにいた 天才 / 晴れた日に涙 / so very sorry to hear of your loss / Requiescat in Pace, Steve Jobs

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医学生のころから、アップルは常にそばにありました。
ジョブズの作る、クローズドだけれども美しい製品は、
群を抜いて素晴らしいものでした。

今では当たり前のフロッピーディスク無し、
USB、無線LANは彼が導入したものでした。

こんなにも電子デバイスを女子が使えるようにしたのは
大きな功績です。
今ではiPhoneが夜のニュースで普通に流れ、
コンビニでitunesのカードを売っています。

ひっそりとSE/30を使っていた頃から考えると、
アップルが市民権を得るなんて、夢のようです。

講演会もキーノートの美しいスライドで、
プレゼンもMacBook Proで普通にできるようになりました。
神戸も、仙台も大丈夫でした。
今週の沖縄もマックと伴に移動するはずです。

UNIXから派生したNEXTをOSーXにして、
堅牢で美しいインターフェースのOSを創り上げたのも彼の仕事でした。

寡占することだけで利益を独り占めにして、
利益を上げるというつまらない仕事ではなく、
新しく美しいものを創ることだけに疾走しました。

利益を上げるための手段としてプロダクトがあるのではなく、
人間の頭脳が感じる快楽を形にするという結果として、
プロダクトがありました。

哲学があったのです。

購入した人々によろこびがあった。
仕方無しにお金を払うのではなく、
割高であっても、自らすすんで購入しました。

自分のために。未来のために。

Emateclinic ハードウエアもソフトウエアも、美しいアップルのなにもかも
彼が創り上げたものでした。
アップルはいろいろなデザイナーを発掘し、
数多くの名品を世におくりだしました。
光の透けるemateのシェルは今でも美しい。

その後のボンダイブルーやトランスルーセントにつながります。

最近では、やっと経済的にも成功し、
彼の考える概念を効率よく具現化出来る体制になってきていました。

もう、彼の概念を具現化したプロダクトが見れないと思うと、
彼の自慢気に自分の製品を披露する
クイックタイムのプレゼンのムービーが見れないと思うと、
今日は、泣きたい気持ちです。

曲をぶち切れにランダムにするだけのソニーのシャッフルは、
ウインドウズに似ています。

人の琴線に沿うように曲順を変えるという、
アップルの
素晴らしいシャッフルやジーニアスの人工知能に浸って、
Steve Jobsの思想に思いを馳せて
心に涙をながすことにします。

次の世代に
彼の思想は引き継がれていることでしょう。

2011年10月 5日 (水)

やさしいこころ / 予習と備え

2355という教育テレビの番組があります。
その中に「OYASUMI」シリーズの歌があります。

それぞれが、やさしく眠るための良い曲です。

今回の福島の放射線の問題は、
人類全体への予習ではないかと思っています。

勉強には、予習と復習が大切です。
今後起きることについて、きちんと予習しなさいという
お知らせとして理解したいと思っています。

放射線に汚染された大地に住むということ、
そういう事態にどのように対応したらよいのかという具体的な対応策、
そういったことを日本人が編み出していくことが、
今後の人類のために貢献する事になると思っています。

いっぺんに大量に発生するガレキ。
放射線が有るか無いかの1か0かでは区別できないこと。

どんな国の人にも、人事では無いはずです。
私達も、インターネットやTVなど普通機能しているものが、
機能しなくなったとき、どうしたら良いか考えておくことは、
とても大切な事だと思っています。

今日は、夜の空に半月が浮かんでいました。
人間が、
生き物として生きること自体が難しくなりつつある今、
テレビで三日月ストレッチを聞けるこのひとときだけでも
幸せだと思っています。

私達はもう既に、
以前のようなきれいな自然のもとに生きることは
完全に諦めざるを得なくて、
しぶとく生きるという
さらなる未来に進まなくてはなりません。

学校でも、予習は、
これから展開される授業にあたふたしないための備えでした。

だからこそ、ナウシカの世界観は重要だと思っています。
宮崎駿さんのような思想家&作家さんが
日本人だったのも奇跡的幸運だと思います。

どの国にとっても放射能の問題は、
ますます人事では済まされなくなるはずです。
今後、必ず世界の人々が、
きっといろいろな事態で関係していくはずですから。

悪いことが起こったときに大切な事は、
もっと悪いことが起きないように知恵をめぐらすことです。

2011年10月 1日 (土)

アイシングの重要性 / 腱鞘炎と関節炎 / 膝、アキレス腱の痛み

人には自己治癒能力があり、
私達医療者はそのお手伝いをするだけです。

悪循環(mal-circulation)におちいっているときに、
その悪循環を裁ち切り、
より良い状態に戻すことしか、
今の医療は出来ないと思っています。

体を動かした後、
人間の体はいたんだところを修復しようとします。
その際、炎症反応といって、行きすぎてしまうこともあります。

患部を冷却することは、
行き過ぎた炎症反応を抑えることにつながります。
ひどい関節炎、腱鞘炎や筋肉痛を抑えることができます。

走り過ぎた後の足首の痛みは、
足首の周りの腱鞘炎や滑膜嚢胞の障害のことがほとんどです。

アイシングによる冷却は非常に重要です。
サポーターを用いれば、他の作業をしながらでも、
冷却することができます。

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