ウインドウスプリント
加齢が進むと、
速い短時間走が苦手になってきますが、
耐久性が増すため、ゆっくりの長時間走が可能になってきます。
いつもなら、もっと長めの距離をゆっくり走ります。
筋肉内の毛細血管の発達、
脳と筋肉の疎通の維持、
筋細胞の糖と脂質代謝のレセプターを増加させること、
細胞内のミトコンドリアと増加させておいて
PPARγを活性化させる目的のためです。
けれども今朝は、
例外的に6kmをできるだけ早く走ってみました。
ビルドアップ式に速度を上げて、
2km通過時点から速い速度で走りました。
ウインドウスプリントは、
体の周りを流れる風も気持ち良いものです。
ガーミンがあるので、速度と距離がわかります。
走ってみると、
体から伝わる情報が、
長距離ゆっくりの時とは違うものである事がわかります。
どちらかと言うと、関節や筋肉の違和感や息切れなど
軽い危険信号のようなものを送ってきます。
それでも、スピードを保っていると、
体は『しかたがないな。今日はそういう日か。』と思うのか、
そういった信号を送らなくなってきます。
筋肉は従順なものです。
アネロビックな運動はLT値上昇に不可欠、と言われています。
今日は、
そういったスイッチを入れる走り方の必要性を感じました。