キンドルの作る未来 / 奮い立てシャープ / 共に生き残るべき
アマゾンからキンドルが予約できるようになりました。
キンドルHDは魅力的です。
アンドロイド端末ですが、日本にカスタマイズするように性能アップが図られています。
アンドロイドに慣れていない場合にはとっても便利です。
ペーパーホワイトを購入しました。
通信料が無料で本が手に入るのは魅力的です。
今あるものを練磨するだけのサイクルに入ってしまったとすると、
それは残念なことです。
アマゾンは、通信料まで負担し極限まで安価にすることで、カスタマーを囲い込むという戦略はイノベーションの一つです。
ハードウエアのデザインからソフトや運用でのイノベーション革新に、
戦略が変更されたと考えてもよいでしょう。
ただ注意が必要なのは、ダウンロードしたものはライセンス権を得ただけであって、
所有権はアマゾンにあるため消滅しても文句は言えないということです。
プラットフォームを変えれば戦略は変わります。
シャープはモスアイの低反射の技術を大日本印刷と作り上げました。液晶TVが冴えないと切り捨てるのは早過ぎると思っています。なぜならデジタル情報を人の脳に伝えるためには今でもアナログのパネルが必要だからです。
シャープは潰れてはいけない。
さらにシャープが液晶パネル上にLSIを印刷技術で融合させたことは、立体の結晶にメモリー機能を持たせた日立とともに素晴らしい業績です。
がんばれ、シャープ。意気消沈しないで、プラットフォームを切り替えて日産のように戦略を練り返すべきです。
照り返しの激しい夏の浜辺で読める端末は未だに一つもありません。
日本はグローバルに闘いながら、ウインーウインで生き延びさえすれば良い事に気が付きます。チャンスを探しながらしぶとく生き延び続けてほしいものです。