池田昌子さんにおあいしました/メーテル
昨日は気持ちの良い秋晴れでした。
北鎌倉にある円覚寺に伺いました。
円覚寺は小高い山に曼荼羅のようにお寺が散在する
美しい禅の場所です。
メーテルやお蝶夫人、オードリー・ヘップバーンの声をなさっている、池田昌子さんの会に伺いました。
子供の頃、999を何回もみて、メーテルに憧れていました。
その方とお会いできるようになるとは感動という言葉以外の何ものでもありません。宮沢賢治の銀河鉄道の夜が大好きで、天文観測部の部長だった頃も思い出します。
私はいつもこの帰源院の仏画の前に座ることにしています。何故か気持ちが落ち着きます。
人間は動物的に落ち着く場所、というのが何故か有るような気がします。そして、昨日はターニングポイントとなる日でもありました。
絵に護られているのだと思っています。
その後、鎌倉から車を飛ばして、日本橋に向かいました。
道がところどころとても混んでいて時間がかかりましたが、その時間が宝物になりました。効率が良いということだけが、素晴らしいのではなく、なかなかうまくいかない中に煌くダイアモンドが眠っているということを教えてくれました。
ありがとうございます。
フットケアの会合のためです。
歯周病と血管障害、白癬菌のこと、スエーデン式フットケアなどについて詳しいお話をお伺いしました。
足は人間を支えているもので、足の健康は体の健康につながります。
外来でも患者さんからの問いかけが多いものです。
東京医科歯科大学の皮膚科横関教授や、血管外科井上教授にお会いして、ご挨拶もいたしました。
両先生には本当にお世話になっています。
井上先生には先日も女性の静脈瘤、男性の下肢血栓症の患者様を、タイムリーかつ的確に加療していただきました。次の新書でも井上先生のチームの業績について触れました。四肢動脈のトラブルは今後高齢化するに連れて急増するものと考えられ、血管年齢が人生を決めるともいわれています。お目にかかれて、本当に嬉しかった。
附属病院の病棟で働いていたときにお世話になった畑先生など先生方にも多数おめにかかり、懐かしかったです。旧第三内科の先生が多かった気がしました。
何よりも糖尿病の内村先生がいらっしゃっていて、お近くにお勤めになられるということが分かり、とても心強く思っていました。
なんと家人の命の恩人の高河慎介先生がいらしゃっていました。
しばし、お話しいたしました。
墨東病院で勤務後、川口工業病院にいらっしゃっているとのことです。
腕の良い先生方にお会いすると、モチベーションが高まります。
本の脱稿でエネルギーを使い果たしたと思っていた翌日のとても密度の濃い日でしたが、逆にエネルギーを充填する大切な一日でした。
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