ITを使った医療のイノベーション / サステイナブルとエコシステム
代官山でアジャイルプロセスについての知のフリーマーケットという
カンファランスがありました。代官山駅を出ると、ドロップコーヒーを入れてくれる移動バスがあり入れてもらいました。コルドンブルーを抜けるとヒルサイドテラスは直ぐです。代官山は渋谷からも直ぐなのに、落ち着いていてきれいな場所です。
猿楽塚にお参りして会場に向かいました。
野口さん、高柳さんのオープニングに続き、大槻先生から新ソフトウエア宣言などについてのご説明がありました。
私はマインドマップ班に入り、視覚会議の山本さん指導のもとに早速来週の仕事について図をつくりました。思考過程を可視化してきっかけを与えるだけで、新たな可能性を引き出せることに気づけたのは良い経験となりました。
地下に降りる不思議なところでランチを頂きました。やまもとさんと一緒だったので、そのままマインドマップについて詳しくお話をお伺いしました。個人のマインドマップを、さらにホワイトボード上でまとめることで、集団の思考過程を可視化してまとめることができます。
さらに、同じ思考過程を経る経験を通して、思考のベクトルをそろえたり、他の方の思考にインスパイアされる可能性も教えていただきました。会話は揮発性ですが、マインドマップは足あとが残るので、後でたどることもできます。マップ自体が意味を持つ記録となって、後でまた考える事もできます。
午後になり、アッズーリの濱さんから人間の思考そのものをソフトウエア、物にして扱えるものを「リアルウエア」、シリコンをハードウエアに分類すると混乱が減るだろうというお話をお伺いしました。
考えてみるとプログラムをソフトウエアと言っているけれども、ハードウエア自体がクラウド化していることを考えると、何をソフトウエアか、再定義する必要があるという濱さんのお話はうなづけるものです。攻殻機動隊では、少佐の頭脳はソフトウエアであって、人間の脳というハードウエアから離れた思考をどこまで人格として考えるか、というのが一つのテーマでした。濱さんの話を聞きながら、攻殻機動隊を思い出していました。
レゴを使った契約の話では、今後のクリニックの未来で必要な社会的事項を学ばせていただきました。
アジャイル協議会のメタボリックスの山田正樹さんや、リーンスタートアップの和波さんからもインスパイアされました。
野口さんから、プレゼンするようにお話を頂いたので、iPodTouchから医療情報のIT化と伝達運搬について議論させていただきました。CultureWorkの本橋さん、ECナビの水越さんからは、貴重な意見をいただきました。女性陣からは医療システムにさらに必要なことのアドバイスをいただきました。
その後、ケータリングされたお食事を食べながら、マイクロソフトやその他のウエブのお店のシステムを支えている方々と面白いお話をしました。
夜の代官山もきれいで、歩きながら盛り沢山だった今日のことを整理しました。 医療者同士で話し合うことも、議論を深めることでは重要です。けれどもイノベーションには全く別な視点やエネルギーが必要で、今日はそういった日になりました。
ブロードキャストされる「IT業界の人」というイメージは幻想で、ITを支える「中の人」はとっても真面目で優しい人ばかりでした。先日お話しした理系の東大の方とそっくりの感じをうけました。
新しい未来を作るチャンスをつくってくれた、野口さん、ありがとうございました。皆様、お疲れ様でした。
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