エピペンを学校で使う / 命あってこその勉強
エピペンについて良く取り上げられるようになりました 。(リンクはNHK・おはよう日本)
とても良いことだと思っています。
アナフィラキシーショックについて、すでに昨年以前より何回かサンケイエクスプレスのコラムで触れました。救命に必要だと思っていたからです。
食事のアレルギーや蜂毒アレルギーの初期治療としてエピペンが重要です。
コラムではスズメバチは独特の針を持っていることを含め、
2012年に蜂毒アレルギーについてコラムをまとめました。
それを踏まえて、
食物アレルギーの現場においてもエピペンが重要であることをお伝えしました。
エピペンの中身についてもお書きしています。
連鎖反応は小さな種火の時に抑えておくことが重要で、
きちんと “いのちを守る人” を作っておく必要があると思っています。
ボールが当たったあとの心臓震盪のときなど、心臓マッサージが必要ですし、
その後、AEDが必要かもしれません。
救急時にはできるだけ時間のロスを避けて、その場にいる当事者の先生が手を施さなくてはなりません。校医も救急車も間に合わない。
先生方がエピペンを打ったり、心臓マッサージや人工呼吸をしながら救急隊の到着を待つという事態も、学校では容易に起きえます。デバイスの進化に伴い、学校内の救急体制もイノベーションが必要です。
養護教諭の方々は医学知識を持つ看護師さんの方もいらっしゃり熱心な方が多いので、学校での救命措置への取り組みに期待したいと思っています。
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