国立埼玉大学附属中学校での講演会 / 最後の夏の宿題
国立埼玉大学附属中学校に招聘されて、頭痛の講演会をしてまいりました。
中浦和に到着しました。
患者さんがこの駅から乗られて来ると思うと、とても感慨深いです。
てくてく歩いて行くと、県立別所沼公園というところに出ました。少し時間があるので、散策。きれいな公園です。池に空と緑が反射しています。少し朝もや。
揺れる水面を見ていると、モネの絵のようです。
印象派は物を通して、光の粒子をキャンバスに固定しました。
目的の中学校さんには早すぎるので、そのまま歩いて行くと、埼玉県庁。朝日が射しています。ジョギングしている人が多い。
校長先生のご挨拶する台。校舎はどこの中学校も似ていて、懐かしい。
保健室を案内してもらいました。
清潔な部屋に、太陽の光が沢山差し込みます。
昼寝したくなってしまうのも良くわかります。校舎の建築設計のたまもの。皆さん初めてなのに、初めての感じがしません。校長先生は作曲家の先生。
プレゼンは自己紹介から。
中学校のモットーは『発想、判断、実践』とのことでした。
先日、医科歯科の若い先生に『イメージ、方法、現実化』についてお話をしました。良く似ています。何かを始めるためには、一番最初の『概念を創出すること』が大切です。
プレゼンの本題は、片頭痛について。
月経関連片頭痛、腹部型片頭痛、労作性頭痛。
悪化のメカニズム。
『魔の14歳片頭痛』について。ライフステージの入り口に立ったところ。
サーカディアンリズム。運動が脳に果たす意味。
DHAを含む食品について。
などなどをお話しました。たっぷり質疑応答。この時間が一番楽しい。
記念撮影に応じてくださった先生方。
養護教諭の長濱先生も先生方も皆さん若いです。20台から30台中心。
夏の講演会、と言った感じ。『魚介類』の質問は結構面白かった。
皆さんで記念撮影。
皆さん元気で楽しかったです。若い学生さんを教えていると、年を取らないと校長先生がおっしゃっていました。うらやましい。
帰りにまた、別所公園によりました。
シオカラトンボが飛んでいます。夏の終わり。
雨上がりの晴れ間なので、すがすがしい。
苔から芽がでていました。緑色のベルベットのようで、苔の輝きは美しいものがあります。アリが多いことに気づきました。よく観察すると、木の樹液が流れていてそれを集めているようです。
スイスの緑色の山脈を登り降りする登山家のようです。
今回のプレゼンファイルは、これまで全国をめぐって沢山行ったプレゼンファイルの集大成を目指しました。準備にゆっくりひと月を費やしました。
全力を尽くさないと、その先が見えてこない。
夏の最後の宿題。楽しく終わりました。
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