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2013年10月10日 (木)

流星群の青い結晶 / 絵の題名 / 生き物の考える哲学

言葉の流星群 (角川文庫) 言葉の流星群 (角川文庫)
池澤 夏樹

角川書店  2013-08-24
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今日は絵の題名を決めた日でした。
宮沢賢治さんの本を読んできめました。

蝶が未来の海にダイブするような絵は、「未来の環世界、広がる海」に。
シルエットの鳥が夜空の星を見上げる絵は、「鳥の哲学、銀河の夢」に。

私達生き物たちは、未来永劫続く物理法則の中で、
わずかな時間、体温を保って命を紡ぎます。

花の舞う植物界から海へと違う未来の環世界へ飛び込む蝶。

大地から育つ植物と、それに支えられた建築物。
そこから銀河の中の青く輝く星を見上げる鳥を描きました。星々は鳥の哲学が普遍性を持つ真理の輝きのようにも見えますし、生き物の有無と関係無くめぐる美しい物理法則へのあこがれにも見えるようにも描きました。
絵は、俳句同様、見る人の心の心象へどれくらい自由に訴えられるかが大切。

いわゆる哲学は、人間の環世界の洞察に過ぎません。広い意味での哲学は他の動物達にも普遍的に存在します。境界は無い。

今回、久しぶりに一生懸命に絵を描きました。新しい手法を編み出したし、学んだことも多かった。空や海の碧を何回も薄く重ね塗りしました。

学会発表も、論文もやってみると、自分が作ったものなのに作ったものたちが教えてくれることがあります。
今回のサクラクレパスの絵も、ここに金属を置いて、ここにガラスカレットを置いて、植物のつるをこう空に向かわせて、と絵が教えてくれました。

書くことについて (小学館文庫) 書くことについて (小学館文庫)
スティーヴン キング Stephen King

小学館  2013-07-05
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スティーヴン キングさんも、まず書くことが大切と訴えます。
そこから「埋まっている化石を掘り出すように」、「登場人物が動き続けるように」小説を書くことができる、と話されていました。

後は出品して、うまく合格できることを願うばかりです。
飾ってもらえれば、皆に見てもらえます。

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