大嵐の去った後 / 落ちている木の実をひろって
診療後、蝶の絵も描き進めています。
サクラクレパスには随分お世話になってきました。クレパスの最初から最後まで色が安定していることや、色素の粒子が細かくてオイルの滑らかさも抜群です。色による硬さの違いもほとんどありません。
クレパスで描いて、摩擦が良いようにマットを混ぜたグロスメディウムを薄く塗って、更にクレパスを重ねています。勝手に「透過重層描画法」と名づけているものです。フィクサチーフでパステルを固定化して、上塗りするのに似ています。
一番上層は、パステルの特徴である色素の粒子をそのまま残すように工夫しています。
今日は大嵐の日でした。
大風のために、たくさん木の実や葉、枝が落ちていました。しいの木の大きなドングリもあれば、小さなものもありました。
御茶ノ水の神田川にはカモメが何羽も舞っていました。
風の影響で海からやってきたのかもしれません。
小さな木の実を幾つかひろいました。ジェルメディウムで絵に閉じこめようと思っています。
少しだけ秋の結晶を固定できれば成功です。
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