岩手に向かう日 / 頭痛学会総会 / イギリス海岸の石灰岩
頭痛学会総会のために盛岡に向かっています。
先週は、CASを使った北陸の魚料理開発のため、友人たちが岩手に行っていて、スカイプで顔合わせをしました。
入れ替わりです。
JRが遅れたり、めずらしく新幹線が緊急停止したりしましたが、無事いまのところ学会場に向かっています。
盛岡から時間を見て花巻に向かい、宮沢賢治のイギリス海岸の古代の石灰岩を訪ねようと思っています。
幸い、雨がしばらく降っていなくて、今日も晴れ。
渇水状態で無いと見れない、河床。
いにしえに、海の底だったところです。宮沢賢治たちは粘土質のその河床から、古代生物の足跡を切り取って、理科の教材のために学校へ持って帰りました。
僕は、網膜への光の反射が脳に生み出す記憶を切り取って持って帰る。
昨日、記憶を失ってしまった患者さんが、少しずつ記憶を取り戻しつつあるという感激につつまれました。
子供の頃から天気には恵まれています。
自然の加護のもとでしか、些末な人間は生きられないことを自覚します。
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