伊集院さんの「悩むが花」 / 未来のための準備の週
火曜日は、クリニックのビルの解錠トラブルなどがあり、連休明けににもかかわらず診療が遅れて大慌てするというアクシデントがありました。反面、スタッフの皆さんと解錠されるまでの間、様々なことを話す時間が生まれました。
昨日は、重たいコンピュータを数台背負って通勤しました。救護活動と人身事故がかさなり、大幅に電車が遅れていて、大変な混雑。他の人に邪魔にならないように連結のすみの方に隠れるように移動して何とかしのぎました。
いざ、作業にとりかかると、それらのコンピューターは設定があわなくて診療に使えず。踏んだり蹴ったりで、がっかり。けれども、その時間をネットワークの不具合とハブのブラッシュアップ、電子カルテのアップデートに使えました。メインテナンスの松井さんにはお世話をかけました。終了したのは0時を回る頃。
待ち時間の間、クリニックに届いた冷蔵庫のセッティングと栄養相談のパーティション作りをしました。
大変な時には、万事塞翁が馬だと思うようにしています。こういう時は、じっとして、目の前にあるやるべき事を小さくとも一つずつ。
翌朝の週刊文春今週号の伊集院静さんの「悩むが花」コラムは、こういったトラブル続きで疲れた心に染み渡りました。
ガラケーの話題で、まるまる見開きの長さ。
ズバッとまず結論。結論から書き始めているのでスッキリ。
持ち物で人を判断する浅はかさから始まり、スマートフォンの功罪に進みます。携帯電話の本来の目的に触れて、最後は、デバイスに頼らなければ生きられない様では大人では無い、と締めくくられます。
まず、とか、次に、や、最後になどの接頭語はありませんが、シームレスな4段構成。サラサラっと読み物風に書かれていますが、実はとても論理的な構築。待ち合わせは勝負なのだから、遅れたら負けと。内容が男前。
コラムを書くにあたって、とても参考になる文章です。
素晴らしい。通勤の電車内で少し気持ちを持ち直せました。
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