かたつむり水を飲み込み透明に / 初夏の『あした』
所属する俳句同人の『あした』。
クリニックに置いています。
初夏の句を投句しました。
かたつむり水を飲み込み透明に 優仁
十句のうちの一つ。
ある晴れた早朝、緑の大きな葉のうえに朝日をあびるカタツムリを見つけました。
殻に朝露がついていて、前夜の大雨の名残の水滴を飲んでいるように見えました。
陽光に体が透き通っていて、水を飲むたびに透明になっていくように感じました。
私は、ずっとその風景を考えながら歩いて駅に向かいました。
その日、始まる診療のことを考えながら・・・
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