日本版NIH / 創薬の夢
以前、日本の創薬に期待するコラムをお書きしたことがあります。
今日、日本版NIHが立ち上げられたことが報道されていました。
とにかく、何事もスタートを切ることが重要。日本の科学力とオブジェクト指向になってきた風潮をもってすれば、結構速い速度で立ち上がっていくのではないかと思っています。
車の会社だけでない、複合的な力を日本が持つことができるでしょう。
創薬の苦労は、いろいろ語り継がれています。
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数年前、薬剤師の先生にも評判の良かった本を上梓しました。
実際に創薬に携わった方に取材したり、薬草を撮影しにいったり思い出深い本です。
大量に残った資料として読んだ本は、図書館に寄贈しました。
苦労して取り寄せた本書に取り上げた喘息の薬の断面図は、今では製薬メーカーのパンフレットに掲載されています。
当時、製薬メーカーに問い合わせた時には、全く資料を持ちあわせておらず、偶然掲載されていた本から引用させて頂いたことを思い出します。
こういったデバイスは一流の工業デザイナーが、使い勝手やミスの少なさ、耐久性を考慮して作られていることを学びました。また、供給が滞らないように、いくつかの製造拠点を持っていたりします。
日本初の優秀な薬剤が、世界の人々を守れるようになるかもしれないと思うと、ワクワクします。
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