美しかった登別牛乳の版画
美しい木版画です。
かつて、のぼりべつ牛乳のラベルは大変に美しい版画風の絵でした。
今では、牛と温泉が組み合わさったつまらないデザインになっています。 まるで焼き肉。子どもたちの机の上でも優れている。
昔の版画は、大地から得たものを大切に育む気持ちが現れている。
2008年頃はこのデザインでした。
どなたの版画か、調べてもどうしてもわかりません。
このデザインは、絶対にプロの仕業で、しかもきちんとした木版画だと思っています。なぜ、デザインを変えてしまったかも、のぼりべつ酪農館のお店の人に聞いても誰も知らない。このデザインすら知らない人ばかりでした。
現在のデザインはこちら。
エンブレムの模造品もしかり、イラストレーターで作るデザインには魂がこもらない気がします。OSのフラット感は、人間の作るゆらぎを目立たせるためには良いと思います。人間が作業して創りだした作品自体がフラットになってしまっては意味が無い。
小学校を改築して農舎にしているのですから、木版画で行くべき。
このデザインが大きな旗に印刷されて、秋の青空にはためく姿は美しい風景となることでしょう。
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