linuxBeanが救った700m / SSDを光学ドライブへ / WINEでシームレス
私が唯一見つけることができた東映テクノハウスさんで販売されている、SATA→PATAの光学ドライブアダプターです。前回、VOSTROの改造の時に、ネットを探しまくって、一軒だけ見つけたお店です。日本中探して見つけたお店が、なんと、クリニックから数分。
昼間、クリニックの清掃を兼ねて、秋葉原に購入しにいきました。1900円。
念のため、もう一つ購入。
お気に入りのSanDiskのSSDをマウントします。こちらには、 sudo dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=4Mにてクローニング後、Gpartedで使用可能領域を拡大しました。なぜか、エラーがでたので、コマンドを打って試行錯誤。
いったんGpartedでアンマウントした上で、sudo fsck /dev/sdbなどとして解決。
お疲れ様の16G SSD。
xpや各種linuxディストリビューションなど、様々なOSを搭載してきた10年選手です。こういった経緯があるから、使いつづけたくなる。道具は、そういったものだと思っています。
光学ロムの本体への接続アダプターがPATAなので、このタイプのHDD変換マウンタが必要でした。
仮組みして、電源を入れると無事たちあがりました。
簡単な作業をしてみると、とても速い。
速度を見てみると、SSDとして良い値が出ています。光学ロム側にシステムを置いても、遜色なく作業できることを実際に発見しました。こうして通常の容量のSSD搭載機に生まれ変わりました。内臓80Gには、ダウンロードファイルなどを置くことにしました。
Mozcが不安定だったので、Anthyに医学辞書を追加。こういった作業一つ一つに時間を少しずつとられて、半日がかり。
論文を少し書いて、文章の組み立てをして、700mで文章を打つ準備を終えることができました。後は、続きの仕事を継続することができます。
LinuxBeanのとても優れた点は、動作するWINEを標準搭載している点です。使い慣れたウィンドウズのPhotoFilterが普通に動作しています。エミュレーターと思えない速度で、ネイティブと使用感覚は変わりません。シームレス。CPU20%, RAM30%ぐらいで推移しています。SSDはlibreOfficeをインストール後でも5Gしか使っていません。
ツライチのPCMCIAのUSBアダプタも、試しに刺した無線LAN子機やbluetooth子機もあっという間に普通に動いて、感動しました。ドライバーはどうなっているんだろう・・・?ウインドウズの「ドライバが見つかりました。インストールしています。」よりも速い。
inspiron700mを生き延びさせるには、この一連の作業が最も現実的だと思っています。mSATAをPATA変換して、内蔵HDDのところに入れることも考えましたが、通常のSSDの価格が下落しているので、価格的に有利です。
この方法なら、速度が気にならなければ、SATA 1T HDDを起動ディスクにすることもできます。将来的にも応用が効く。今日は、久しぶりにlinuxのコマンドを本の少し復習しました。一番緊張したのは、やはりsudo DDです。GUIが無いので、両方まっさらになる危険が。
後はなぜかデフォルトになってしまったConkyの外観を先人たちの知恵をお借りして、設定ファイルを作るだけ。
ちょっとずつ乗り越えて、ひとつずつ。