夏の終わりに聞く『若者のすべて』 / 海外でも通用する / 東京の星は見えないこともない
夏が終わろうとしています。毎年、この涼しくなったときには、思い出してフジファブリックを聴いています。茜色の夕日を見ながら。2ビートのイントロがイタリアの街に響く鐘の音のよう。
『最後の花火に・・・
会ったら話すことに困るな・・・』
天気予報士から始まり、街の様子を経て、学校に行き、花火大会へ展開されます。誰もが思い出す風景。素晴らしく懐かしい。
若者ならみんな通る道。若者のすべて、です。若者でいなかった大人はいない。
夏の終わりにいつも聴いています。
歌詞は全て日本語。でも、この曲を聴いた外人サーファーが、夕日を見ながら海辺で大粒の涙を浮かべていたことを思い出します。短い夏だった。海を見ていた北極星のような人も。
『僕らは、変われるかな・・・』
素晴らしい曲。
最後には出会って、ハッピーエンド。彼女も、同じ思いで花火を見に来ていた。人は大好きな人に会うことで、変化を遂げる。希望。未来、どうなるかわからなくても。変化を遂げていくことこそ、それ自体が、若さの特権。
この曲自体が花火。
大人は忘れてしまう。フジファブリックの半音を。陽炎のゆらめきを。
日本の若者はなんて素晴らしいんだろう。
陽炎も。全て歌詞は日本語。かっこいい。志村正彦さんは、それを実現して具現化して見せた。天才。SURFER KINGなんて最高です。
僕は、この映像はとても不思議だと思う。大きな板がみんなの上に乗っていて、不安定。斜めになり、顔に影を落とす。そして、顔にマスクがかかったようにも見える。いろいろ考えてしまう・・・
駄菓子屋でいろいろ迷っていたら、雨が降り出して、トボトボ帰っていく。どうしてこんな歌詞が書けるんだろう。大人が少年の頃をフラッシュバックする風景。『陽炎』の歌詞を聞くと、心に響きます。
そして、今のフジファブリックも応援しています。
そして僕らは、一音ずつ自分たちの音を『チーム』で音を奏でようと作戦会議をしました。1つずつ。
奥田民生が歌いながら、心に響いて叫んでいる。すごい。
魂は伝わり、生き続ける。
医師も若い研修医を経て、魂を受け継いでベテランとなっていく。臨床医の魂は伝わり、生き続ける。
« 『のほほん解剖生理学』 / ベストセラー ランキング1位! / おめでとう玉先生! / 再販決定! | トップページ | 頭痛へ天候は影響少なし / 晴れていても閃輝暗点と三叉神経痛の増加 / 自律神経は狂わない / 頭痛専門医のトップの先生方のコンセンサス »
「02.お役立ちの話題」カテゴリの記事
- 小説「虐殺器官」とリアル(2024.04.23)
- 2023年も終わりに近づきました / 虚構が終了し人災が認識され始めている時に(2023.12.23)
- 孤独でも歩く勇気を持とう 自由と多様性は集団を守る力になる 全滅を防ぐ(2023.08.06)
- 好きなものを作り好きなものに囲まれて好きなように暮らす(2023.07.16)