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2016年10月29日 (土)

日光で医局の会合の日 / 夜明けに思う / トレーニングの成果を問う日

今日は、日光で医科歯科大学神経内科の医局会合の日です。
クリニックを手伝ってくださっている、長谷川先生が幹事をされています。僕も、医局の催しものの幹事を良くやっていたので、クリニックは歴代の幹事が支えていて不思議。

出かける前の明け方に、次に出版する本の文字を打っています。


こういったときには、徳永さんのこの曲を聴いています。信州の鹿教湯病院にいたときも、武蔵野赤十字病院にいたときも、聴いていました。裏山の神社や武蔵境の街を夜明けに独り走っていた。

Circadianrhythm こういったときには、時々、作業を止めて考えます。僕が、サーカディアン・リズムについて語った若者たちが元気になっているか、思い返します。今週、約束したみんなは、朝起きて、夜寝られているだろうか・・・受験生の方々を応援する文章を学研さんのWEBのために、大切なメッセージを打ったことも。

野球部やバスケ、サッカーの男子、バレエや吹奏楽、ギター、バイオリン、色々なことに打ち込んでいる女子の人々。彼らが、朝きちんと起きて、夜きちんと寝られているか、彼らの顔を思い出します。

自分で夜明けに起きて太陽を見てメラトニンを止めることで、昇圧剤の呪縛から脱出できているだろうか・・・あっていない不要な薬なんて、いらない。決心すれば、自分で治せるはず。薬の要らない、病院にかからなくてもいい人々。

Yoake10夜明けの街を走るときには、いつも、そんなことを考えています。少しだけ手伝ってドロップアウトしなかった若者たち。きっかけ。ある人は看護師になり、ある人はエンジニアになり、ある人はスクールカウンセラーになり、次の若者を支えている。

あるいは最初にお会いしたときには制服姿だった方は、時間がたち、結婚されて母になり幼子をかかえていらっしゃる・・・3代に渡って拝見している人も珍しくなくなりました。フィアンセを連れてきてお二人にMRワクチンを打ったときには、彼女がくじけそうになっていた頃を思い出して、泣きそうになりました。

今週も、キラキラした目の若者が訪れました。彼らの未来を僕は手伝えたのだろうか・・・昇圧剤や薬を減量して止めれているだろうか・・・中高生のころから血圧を上げる薬を毎日飲まなくっちゃ生きられないなんて間違っている。アフリカの大地の人々は、低血圧ぎみでも、夜明けとともに走っている。さらに、低血圧の方が若々しいことが分かって来ています。

病院になんかかからなくていい元気な年頃。無限の可能性を持った世代。
その思いを持って僕は、今日、明け方の東京を歩く。医科歯科の若い医師たちと夜遅くまで語り合うことでしょう。

未来。それは、彼ら自身が切り拓くもの。

生命に関わる良質なインフラの一助になれるよう、1つずつ。

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