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2016年12月

2016年12月31日 (土)

2016年12月31日 / 来年の準備

Akb12312016

今日は快晴の日でした。
来年の準備と、コンピュータの整備のためにクリニックで仕事をしていました。帰りに、神田明神におまいりしてきました。

元旦には、とてもではないけれどもゆっくりお参りできない。今年も、屋根の銅板の屋根のための寄付をしてきました。
Restingoffice1231
電気を落としたクリニックは、不思議になつかしい感じがします。机の上には整備しタフブック。タフブックは防水で、ファンレス。汚れると水洗いできます。アルコールで消毒もできる。

Emate2016 大好きなeMateのホコリも払い、掃除をしました。
新しいキーボードも新調しました。少し不調なコンピュータは、置き換えする予定にしています。バックアップできるようにしました。

今年のいろいろなことに感謝して、また来年。続けて準備を進めることにしています。休みながら全力。1日、1日がアクティブレスト。
来年も、1日づつ。

2016年12月29日 (木)

Hotel calfornia / 新しい年

2016年が終わろうとしています。

でも、それは始まり。年月日は人の決めたもの。
クリニックでは、正月飾りも4日からは片付けてしまいます。

来年も疾走できるように、どうやってアクティブレストするか。

今書いている文章は、宇咲冬男先生に捧げたいと思っています。先生は、新しいものをものを作りながら自由奔放に暮らした。

支えて下さった方々に感謝を捧げながら、新しいものを得て還元したいと願っています。今年起きた出来事は過去のものであって、人は現在と未来しか生きられない。

一歩ずつ。

2016年12月28日 (水)

サンデー毎日 新春合併号 / 健康法について / 来年に向けて

Sundaymainichi1_3 サンデー毎日さんに、取材記事が掲載されました。

モイストヒーリングという傷の治し方や、栄養管理、腸内細菌についてなど多岐にわたっています。

Sundaymainichi2

渡辺謙さんが目印。新春合併号で、豪華なつくりになっていました。

どうぞ、ご覧になってみてください。

年始には、別な雑誌にトクホについての記事が掲載される予定になっています。
来年に継続する執筆も進めています。

昨日、新しいクリニックのための大きな山場をみんなで乗り越えました。

一歩ずつ。

2016年12月26日 (月)

林修先生の素晴らしさ / 正解はここに / 明日からの違う世界

小数点を消さないとXだとか、影が動くのはなぜなのか、学校の先生の「空気を読まないと点数が取れない」という問いについて、林修先生が正解を出しました。

それが、こちら。(アーカイブ)

フィールズ賞を持つ数学者である森重文先生が断言しました。反論できる教師はいません。同様に、物理学者に林先生が突入すれば「影が動くのはなぜ」などの似た疑問も氷解することでしょう。

理論的な組み立てができるかを学ぶ学問が、矮小な教師への個人崇拝に貶められることへの警鐘。林修先生は本当にスゴイ。ご本人の持つ、ポリシー(学問への自省)がとっても良い。メディアの本当の意味は、これ。

森重文先生に質問できるのは彼しかいなかった。そして、彼にはメディアを使える。森重文先生が、「9=9.0、XYZでもYZXでも構わない。個人的作法を他人に押し付けるのは大問題。正解にたどり着く正しい論理を考えるのが数学」と論破されました。

明日から、全国の学校の先生は真摯に向き合うしかなくなりました。子供だからといって、大人の矮小な個人的な論理を押し付ける時代は終わりました。

学校の先生を凌駕する数学少年が現れたら、自分の作法なんか引っ込めて素直に彼らの能力を伸ばすべき。努力や資格では追いつけない才能は世の中にときどき現れます。

教師だけでなく、ある程度年齢を経た人間はみな、それを目の当たりにしたことがあります。林修先生、お見事!

こういった正しい世の中が広がることを願っています。

2016年12月24日 (土)

暖かな冬の日 / 1日の速度 / 一瞬をかみしめる

Christmast

朝にトレーニングを終わらせました。2日で合計、20kmRUNと筋トレ。レッグプレスで一番下の重量までいくことができるようになりました。足回りの太さは減っているのに、負荷は増すことができる。筋肉を時間的に一緒に発火させることができる、神経と筋肉のマジック。

high intensity EXに切り替えています。ランニングマシーンは時速10kmを定常にして、間欠的に設定上のMAX16kmに。その代わり、時間はコンパクトに。

文章を一区切り書いた後、出かけたところ街はクリスマス一色になっていました。人が多くてびっくり。用事だけ済ませて戻ってきました。狭い場所に、たくさんの人といることはウイルス感染症のリスクが増します。

時間は相対的なもの。自分が速度速く動きさえすれば、時間はゆっくり過ぎる。時間が速く感じるときには、自分の脳の速度が遅くなっていること。

戻ってきて、再度作業に。旬のセリを仕入れることができたので、明日の朝はつくっておいた出汁で鶏のセリ煮にしようと。そこから、LSDに。

一時ひとときを味わって過ごせば、時間はゆっくり過ぎる。年末、時間が速く感じるのは、心を亡くして忙しくするから。実際は、慌てているだけで何もしていないかもしれない。

集中力を切らさず、年始につなげようと気を引き締めなくては。
一つずつ。

2016年12月23日 (金)

朝にLSDを終わらせる / Jawbone復活の日 / 文章も終わらせる

Dragonwater

今日は暖かい日で、走るには最高の日でした。風もない。
昼から用事があるので、午前中にLSDを終わらせようと思いました。空を見ると、まるで夏のような空。昨日は、半袖でも暑いぐらいの天気で、不思議な気候です。
Sky1223 冬にはあまり、こういった低層のモクモクした雲はみかけない。いくつもの雲が流れていきました。

Skyotwater 境内には、水がたまっていて、夜のうちに雨も降ったようです。
Jawb1 お天気の日は、あまり紫外線を浴びないように、大きめのJawBoneで走るようにしています。片足けんけんのダッシュ練習の時にポケットから放物線を描いてレンズから着地して傷だらけに。
レンズが届いたので、入れ替え。
Jawb2 青色偏光のレンズで復活。今日は、このJawBoneで走りました。StingのShape of HeartとFragileを交互に聴きながら走りました。

He may conceal a king in his hand
While the memory of it fades
But that's not the shape of my heart のあたりの歌詞が好きで繰り返し聴いています。

時間軸は重要で、大切なものを抱えているうちに人は忘れてしまう。
一つずつ、確実に終わらせて前に進む必要を教えてくれています。

2016年12月20日 (火)

太陽と地球と影 / 観察者の位置 / 相対的な見方

影が動くのは、太陽が動くからなのか、地球が自転するからなのか。面白い話し。

学校の先生は、観察者が地球の上にいることを前提にして話をしている。

子供は観察者が空から太陽と地球を俯瞰して、地球と地球の上に立った棒を眺めている。

影の移動は、光源の位置の変化。それは、光源と観察者の位置の変化なので、どちらが移動しても起きうる。両者が動くこともある。

自転や広転のこともあるけれども、地球は自転しながら太陽の周りを広転している。厳密に言うと、影の移動にはわずかに広転の影響も受けているので影の変化は両者の合作。「地球が動いている(自転+広転)」はその意味でも正解。

地球は、月の重力で形が変形しているから、もっと厳密にいうと影の形の変化は、太陽と地球と月の合作かもしれない。もっともっと厳密には、影の形成にはもっと多くの力や遠くの星などの光源による合作で、影もひとつでは無いかもしれない。

そういった想像力が重要。そこを、話しあうべき。子供の答えは自由で構わない。子供の方が、大人の固定概念よりフレキシブルで俯瞰した視点を持っている可能性だってある。

理由なく子供の考えを否定している点が、物理的にどうかより、一番よくないところだと僕は思う。

なぜ、教師の用意した答えが、子供と異なるのか、短い文章で説明してあげるべきだと思う。答え合わせだけなら機械でもいい。教育者の方は、より相手を深く理解する義務と能力を負うし、それがプロフェッショナルとしての仕事だから。

学校の先生は、子供たちをがっかりさせてないで育てて欲しいと切に思う。

2016年12月19日 (月)

アントラーズの素晴らしさ / 戦うということの本質 / チームになること

昨日の試合は本当に素晴らしかった。

相手がどんなに有名で強い選手でも、互角に戦った。以前、敵国の大柄な選手が出てきて、一瞬で日本代表がしょんぼりして負けてしまったこともあった。

昨日の彼らは、相手が誰であれ、逃げたり、怖気づいたりしなかった。試合中、一瞬たりともがっかりすることはなかった。

延長戦後半になり2点リードしてもなお、レアルは鹿島のゴールを攻め続けた。あの時点で2点差なら、レアルは高笑いして、ボール回しをして時間稼ぎをしてもよかったかもしれない。鹿島が攻めてきて点を入れられてしまうかもしれないリスクを負っても、彼らは鹿島と戦い続けることを選んだ。実際、鹿島とレアルは延長後半もボールを交互に支配した。

サッカーに詳しくない僕には、選手の気持ちは微塵も知る能力はないけれども、それは、レアルが鹿島をきちんとしたカウンターパートとして見ていたからかもしれないと思う。戦い続けたかったのかもしれないと。もし、そうだったら、それは誇らしいことだ。

疲労困憊の極致だったはずの鹿島の選手は、最後まで攻め続けた。もう動けないスキを、それだけに特化した超速のロナウドにシュートを許した。けれども、僕には、決して負けたようには見えなかった。「ああ、残念。でも、これなら仕方がない」と爽やかにさえ思えた。

鹿島は、それぐらい立派に戦い続けた。集中力も注意力も切らすことなく、全員走り続けた。キーパーも神業だったけれども、選手もゴールを一緒に守った。PKもなく、落ち着いて決めたシュートのみで、日本は最後の最後まで同点だった。

これまでのどの日本代表よりも、ずっと強くて、しぶとくて、あきらめない戦い続ける集団。個々が連携して、助け合い、一個のチームとして統合された機能する集団。人間の集団がチームに昇華するためには、個々の感情に起因する様々な困難を乗り越えて、相手を思いやり連携することが必須であることを示していた。

彼らは普段、一緒に戦っているからこそ強かったのかもしれない。昨日の鹿島の選手は、いつもの仲間で戦うことを喜んでいるようにも見えた。日本代表は、昨日の鹿島を超えるチームになれるだろうか。

逃げも隠れもせず、正々堂々と戦うということを身をもって見せてくれた鹿島の選手たちに、心から感謝したいと思う。サッカーのことをもっと詳しく知る人ならば、もっともっと深いところで、彼らの戦いに感動したことだろう。普段は、鹿島のライバルの人々だったとしても。みんな。

昨日の戦いは、僕に沢山のものを残してくれた。都心の片隅で、残してもらったものをずっと憶えていよう。日本に、鹿島アントラーズというチームがあることを、ずっと誇りに思っていよう。

2016年12月18日 (日)

サッカー教室2回目 / 鹿島VSレアルの日 / 新クリニックの電話

Fctokyo1218今日はサッカー教室2日目でした。
もともとゲートボール場だった屋上を、FC東京と区が協力してサッカーもできる施設にしたことが書かれていました。

Soccorcoat1218 2面合わせると大きいものになります。
初心者教室は半分、もしくはさらにその半分で試合をしたりしてます。

Succorcoat1218_2 ライティングのシステムを作るのに腐心したことも書かれていました。1回目より、作法が少しわかるようになりました。

今日のコーチさんは、基礎練習が何を意味しているのか、どうしたら良いのか皆に考えさせたりして、本当に勉強になりました。

鹿島対レアルは、後半に行く前同点。彼らの作業は、遂行が大変な素晴らしい技術の競い合い。

次は、よりいっぱい走れて、より速度が増せるよう、一月頑張ろうと思います。前の日にやりたいからといって、オールアウトするまでトレーニングするのはあまり良くないこともわかりました。

今日、一緒にやられている方々はプロ級の方や20−30歳年下。研修医さんや子供の世代。最後まで生き残って良かった。この一ヵ月やっておいたほうが良い課題も、頂きました。走り込んで足を引っ張らないようにしようと思っています。

サッカーは、攻守が目まぐるしく入れ替わるので、脳が弛緩しているとついていけない。「集中と緊張を切らさないように」と解説の人が言っていたことがホンの少しだけ分かった。診療も一緒。本当に面白い。

コーチさんとちょっと話し込んで、3回めも申し込んできました。休まないで出席しようと思います。今日は新クリニックの電話番号も決まった日でした。

一歩ずつ。

フルトレーニング / RUN-SWIM-Dribble-RUN-Ex / 栄養協会の会議  / ブログの記事2600番

フルトレーニングに挑戦した日でした。まずは、本の文章を早朝少し打って、ちゃんと文章を打つというステートメントを自分にしました。ほっとくとサボる。
Frostcrystals 走り始めると、霜柱が立っていて「ああ冬になったんだな」と思います。幸い風が少ない。

風は、体温を奪い、汗を冷たくする。厚着すると体温が上がりすぎるものの、薄着だと低体温になりやすい。風の日は難しい。

1217pipokun ピーポくんは、きちんと直されていました。
2000mスイム。受付のお兄さんに、「明日もサッカー教室で来るんです」というと「ガンバってくださいね」と爽やかな笑顔。

1217succor コーチに指示されていた、ドリブルと壁打ちの練習。子どもたちに混じって、ボールを追いかけるのもいいかも。

東京は、ボールを使っていい自由な公園が少ない。決められたスペースは、サッカー少年や野球少年が練習に使っているので、広い場所はありがたいです。
1207photo しかも、給水所とトイレが完備されていて本当に助かります。自動販売機もあり、真冬のかじかんだ手を缶コーヒーで温めてもらったこともあります。
1217run10km 合計10kmのRUN-2000mSWIM。
帰宅後、LSDで暖まった体が冷える前に、すぐに支度して筋トレに別な体育館にでかけました。

前半は、下半身中心のLSDだったので、上半身と体幹を中心に筋トレ。SWIMの疲れが残っていて、ベンチプレスの重さは半分に。1時間のワークアウト。

最期は懸垂。なんと、1回もできない。痛みではなく、脳の指令に筋肉が応答しない感じ。疲労すると筋肉は収縮できなくなることを再認識。

早朝から合計5時間のトレーニング。やりたかったフルコースが完遂出来ました。RUN-SWIM-Dribble-RUN-Ex。以前は、RUN-SWIM-RUNもしくは、RUN-Dribble-RUNで結構疲れたりしていました。RUN-SWIM-RUNを余裕でこなして1時間ぐらいドリブルを加えて筋トレを追加できたのはうれしい。

その後、年明けに大好きな雑誌掲載に掲載される文章を校正。ライターさんから原稿が届いていました。週刊誌の記事の方は、金曜日の診療とともに無事校了。

Tokyoillumi 数時間文章を打っていると、栄養協会の会議の時間。東京へ。会議室に伺うと糖尿病専門医の小沼富男先生(協会理事長)がいらっしゃっていました。栄養コントロールや薬剤コントロールについて、個人レッスンで直々にレクチャー頂いたのは宝物。以前一緒にパンフを作らせて頂いた河盛先生と同じく特任教授をされています。インスリン抵抗性について疑問に思っていたことをお伺いしました。

出されたお食事は、蒸鶏や魚介類などのタンパク質を多く取って出された炭水化物は最期の麺類以外は全部いただきました。トレーニング後、プロテインだけで我慢していたのでカーボバックローディング。筋肉に染み渡る感じがします。明日のサッカー教室での間欠的全力ランのために。

半袖の人はほとんどいない。他の先生に、寒くないの?とか聞かれました。会議が行われた部屋が暑かったので、涼しくてちょうどいいとお話しましした。

今日は、サッカー教室。明け方から打っている文章も後半に入りました。もう少し。アップする時に見てみると、この記事が2600本目!9年ほど前、今はなき共済青山病院にいる時にMIXIの中の人に教わって始めたものです。過去の記録になっていて、随分助けられました。

一歩ずつ。

2016年12月17日 (土)

素晴らしいヘッドホン / コストパフォーマンス / キラキラ / 闘い続ける

Panasonic × Hanae Mori manuscrit スペシャルコラボ ステレオヘッドホン(ブルー) RP-HX550HM-A Panasonic × Hanae Mori manuscrit スペシャルコラボ ステレオヘッドホン(ブルー) RP-HX550HM-A

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美しさに惹かれて購入したヘッドホン、2000円ですが素晴らしい。ピンクはブルーより安くなっています。

ユーミンの歌詞は、哲学者より哲学。

大好きなMESEのヘッドホンより、華やか。高音の響きと低音のバランスが素晴らしい。DTS対応らしいけれども、普通に使わなくっても高性能。

楽器に馴染んでいる女子の音の好みは素晴らしい。キラキラしながら、ちょっと重低音にも対応。

これは、素晴らしい。クラシックでもジャズでも大丈夫。パナソニック頑張りました。

僕も、闘い続ける。仲間とともに。

2016年12月16日 (金)

朝RUNで始める / 寒冷馴化

Sky1216

今日は朝RUNの日でした。RUN+ウオーク4Km。

太陽が低いと、樹々の上だけが明るく燃えるように美しい。冬用のウエアをそれぞれ試しています。ヘッドホンがイヤーマフの代わりになるかもしれないと思いました。明日は使おうと思います。
Sky1216_2
大きな月が残っていました。

忙しさを理由にあまり走れていなかったので、体がなまっていました。特に心肺機能。寒冷馴化の必要性を感じました。

継続こそ力なり。明日はLSDの日にしようと思っています。

2016年12月15日 (木)

カップヌードルが減塩 / 急なお仕事 / iPhoneで仕事する

カップヌードルが減塩するとのことです。

塩分制限は、いろいろなメリットがあるので良いことではないかと思っています。血圧もそうですが、腎臓を守ることにつながる。

健康の話題はいろいろあります。

朝、校正が必要な文章がメールで届きました。iPhoneでメモ帳に必要な部分をカット&ペースト。メモの上で校正したり、時間ないときには、忘れないよう手書きで適当にマーク。

時間あるときに、iCloudでテキストを整えて、メールで送信。
大体、締め切りよりずっとまえに仕事が終わります。

iPhoneのメモは、高機能。テキストエディターが不要。
クラウドになっている。テキストファイルをDropBoxなどで同期するのは、機動性が悪い気がします。倉庫のようにストレージには向いている。

今日は、その後も急なお仕事があり、先ほど終えました。
資料も用意して、お話しできて良かったです。

一つずつ。

スバルのSUV VIZIV-7 / ウルトラセブン / モノアイに続いて


Photo インプレッサの進行方向に沿ってギラリと動く眼は、まるでモビルスーツのモノアイのようでした。新しいSUVのフォグランプはウルトラセブン。

航空機メーカーらしいムダのないデザイン。ウインカーがグリルのウイングと一体化して一直線なのもカッコイイ。

こういった簡潔なデザインは、隈取りのような下品なデザインとは一線を画くしています。何処かに突入してしまう事故では、アイサイト搭載車が少ない事も報告されています。道具として機能する物のハードウエアとソフトウエアが統合する工業デザインは、人々の生活や心を支えます。

スバルは、是非このまま進んでいってほしい。より、評価が高まることを願っています。

2016年12月13日 (火)

今年最後の取材 / 日経メディカル / 取材の思い出

Nikkeimedical

12月20日に日経メディカルさんが、取材にいらっしゃることになりました。日経DIのころからのお付き合いの編集者の方が、いらっしゃることになりました。長いお付き合いの信頼できる方の取材なので、安心です。出産前、出産後、ときどきお会いしています。昨年、CareNetさんの、動画に出演したのも良い思い出です。年末なので、診療後、少し感慨深く思い出しました。

そういった中で、女性自身さんから連絡いただいた春の日、週刊パーゴルフさんから連絡を頂いた夏の日を懐かしく思い出します。

女性自身のライターさんは、以前、別な週刊誌で活躍されていた方で、糖尿病の取材で10年以上前からのお付き合い。突然、ご連絡頂いて、糖質制限と発酵食品について記事にしていただきました。校了直前だったので字数揃えて、電話口で文章直したのも良い思い出。

週刊パーゴルフさんは、突然のご連絡。ゴルフをしないので、ビックリ。ダイエットをしているゴルファーの熱中症対策についてのお話をしました。臨床栄養協会としてのお話。ゴルフについて聞きたい点があったので、お伺いすることもできて本当にうれしかった。患者さんの質問に答えられるようになりました。

フラッシュさんや、週刊大衆さんなどの男性誌のライターさんからも、ときどきメールで質問が来ます。掲載誌を頂いても男性誌は、クリニックに置けないのが残念。

薬剤を否定したり、医療に不信を抱くことや、いろいろな誹謗中傷につながるようなこと、医学的に?なお仕事は、お断りしてきました。今あるものを毀損しても希望にはつながらないし、面白い俗説でも医学的に?に加担はできません。地味だけれども医学的に正しいことをお話するのが、未来につながると信じています。

自分から見て、一見すると間違っているように思えても、それは正しくないかもしれない。別の側面から見ると、相手は深い考えでやっていて、自分の理解不足で浅はかだったことを恥じ入ることも沢山あります。

なので、よっぽどのことでない限り、僕は他者を評することにエネルギーは使わない。自分が誠意をもって、一生懸命生きて新しいものをクリエイティブすることだけに全エネルギーを注いでいる。

依頼に応じて沢山調べ物して、丁寧にお答えしてきたことが、人々のつながりを生んでいることを、年末にうれしく思い返していました。Qさまや報道番組の医療監修も、依頼に応じて定期的にしています。間違いが無いように論文読んだりしています。

今年は、突然のクリニック移転を宣言された年。目を閉じて、変化の音を聞き入れました。皆でチームを組んで対応しています。本当に、ひとつずつ。信じ合いながら。

『腸健康法』 / 炭水化物制限と腸内フローラ / サッカーがんばる

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藤田先生の『腸健康法』を読み終わりました。

結構、濃い内容なのに、飽きさせないで書かれているのは、先生の筆力や講演会で培われたユーモアだと思っています。

医師としても尊敬する父親の同級生ということで、先生の糖質制限の本や、水の本などを読んでいましたが、ここに至り統合された、という感じがします。

この本は、藤田先生の生活そのものの歴史から生まれた本なので、説得力があります。腸内細菌は、私達の細胞の数の30倍もいます。彼らと共に生きている様な面もあり、マイクロバイオームとも呼ばれます。

からだの中の外界 腸のふしぎ 最大の免疫器官にして第二のゲノム格納庫 (ブルーバックス) からだの中の外界 腸のふしぎ 最大の免疫器官にして第二のゲノム格納庫 (ブルーバックス)
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ゲノムの面でも面白い。エピジェネティクスの減少について書いたこともあります(1)(2)(魚拓)。

藤田先生もエピジェネティクスの重要性を説いていて、生来の遺伝子情報だけでなく、生活による遺伝子の変化を解説されていました。

腸管粘膜免疫も、運動による脳と筋肉あるいは、代謝系の様々な変化。そういったものを考える時、「これとこれとこれを食べれば、こうなる」という考えはレガシーに感じます。

腸内細菌叢をどう保つか、そういった食品はどういったものか。運動量に合わせた食事のPFC比や食材のチョイスはどんなものが良いのか。洞察は深くなります。

僕は、藤田先生より1世代前(約40歳若い)。今週末、FC東京のサッカーコーチによるサッカー教室が合って、集う人たちは20歳若い。息切れしないでシュートできるように頑張ろうと思っています。

2016年12月12日 (月)

「腸健康法」 / 藤田先生の本

Fujitadr 藤田先生の本をコンビニで見つけたので、思わず購入しました。

腸管粘膜免疫の話をしていたところなので、ものすごい偶然。

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寄生虫で有名な藤田先生は、父親の同級生です。ユニークな先生が多く、亡くなってしまった一の宮先生も面白い先生でした。やはり同級生だった鳥屋先生は、なんと青山病院に勤務したときの院長先生でした。父親と同門の久保田先生は、東京共済病院の院長先生をしています。

医科歯科の歯学部に歯を治しに来た父親と、記念講演にいらした藤田先生と、附属病院の外来で働いていた私が、病棟16Fのオークラで会って食事をしたのは、良い思い出です。

健康な肥満の方の便を、やせている腸の病気の人に治療のために移植をすると、やせていた人が太ってしまったという事が報告されています。

腸内細菌が、人間の代謝をコントロールしている。そこにフォーカスをあてた本になっています。父親の世代なのに、本を次々だしているエネルギーには、頭が下がります。素晴らしい。

腸内フローラ / NK細胞 / 免疫の主体はパイエル板 / 食品の吸収経路とは別経路

腸の免疫を語る時には、パイエル板は欠かせません。『腸内微生物叢を介した食物アレルギー制御の可能性について』という論文がまとまっています。

9ページにあるように小腸には、粘膜固有層という栄養を吸収する部分と、パイエル板という部分があります。

粘膜固有層は、リンパ管につながり脂質の吸収など栄養の吸収を行っています。リンパ節を経て、異物が体内に入り込まないようにして、静脈につながり取り込まれたものは肝臓へ移動します。

パイエル板には、M細胞が存在していて、積極的に腸内のものを貪食しています。乳酸菌が作る多糖類(EPS)も菌体自体も、貪食しています。M細胞の下には、免疫をつかさどる細胞が準備されていて、免疫活動を支えています。

このページには、パイエル板から粘膜固有層へ免疫担当細胞が血流に乗って移動していたり、分泌されていることも示されています。決して、リンパ液に沿って免疫細胞が移動するわけではありません。免疫細胞は、血液循環によって運ばれるのが主経路。

最近、面白いことが証明されました。粘膜固有層とパイエル板の下にあるリンパ球を直接ラベリングして、観察したところ、全身に見出されたリンパ球はパイエル板由来のものだったものです。2016年の日本食品免疫学会で報告されました。

粘膜固有層に居るリンパ球も、腸管内に分泌されるIgAも、元はパイエル板が主座。そのことを語らないで、腸とカラダの免疫を語る媒体があれば、それはモグリ。

食べ物や、飲み物を変えて、粘膜固有層のリンパの流れを良くすると免疫が上がるという俗説は、最新の知見からは否定的だからです。パイエル板にどのような影響をあたえるかが、全身の免疫と関係しています。もちろんNK活性も。

腸内細菌叢が、肺におけるインターロイキンの分泌に影響を与えていたり、パイエル板の下で教育を受けたナイーブなB細胞が分化して、喉にホーミングしていることもなども少しずつ分かるようになってきました。

彼らがホーミングする仕組みも、細胞膜の接着因子の見地から明らかになってきています。このあたりの論文はワクワクして面白い。医学生のころから、細胞接着因子や、細胞表面マーカーや各クラスの抗体がグラディエーションして構造が似ていることに、本当にワクワクしていました。全部元は一緒。

腸内フローラが、パイエル板のシステムを通して喉のリンパ系(NALT)や肺のリンパ系(BALT)に影響を与えている。NK細胞活性も、全てそこから。細かな点での研究が進められています。一昨日、腸管免疫の専門家の方々ともその点を話し合いました。

ネット上に適当な医療情報を流布したことで、大きな問題が起きています。私は、正しい医療情報に沿って、色々なことをお手伝いしています。

今年は、感染性胃腸炎の多い年です。ノロやロタだけでなく、アデノやアストロウイルスも流行っています。大人の急性胃腸炎は症状が軽く、非典型的。クリニックにもそういった患者さんが、数多くいらしています。症状の話をすると、患者さんも驚いて納得してくださっています。

定期的に、腸内フローラを健全化して、カラダの免疫を高める乳酸菌や納豆菌、酵母などを発酵食品から摂取することがお勧めです。

2016年12月11日 (日)

「眠育」 / サーカディアン・リズムと体調 / 自分で治す

クリニックでは、サーカディアン・リズムを整えることを中心にお話して、治療薬を減らすことに成功してきました。クリニックの卒業生もたくさんいます。

診療室には、「早寝早起き」の書き初めが貼ってあります。サーカディアン・リズムを取り戻したある若者が、お正月の朝に書いてくださったものです。学校をドロップアウトせず、大学院に通われ臨床心理士となりスクールカウンセラーを目指しています。

「眠育」についての報道がなされました。(魚拓)

一過性の体調不良(頭痛などの)→サーカディアン・リズムの崩れ→起床時の血圧低下や低体温、食思不振などの体調不良→休学→体調不良の連日化

この様な悪循環におちいっている方が多い。
まず、とにかく夜の明かりを消して早く寝て、早く一旦起きる。眼に光を入れる。昼寝は20分以内(複数回可)。ということをお勧めしています。

精神科的背景がある場合のみ、薬剤の介入が必要かもしれません。けれども、身体的不調だけなら、サーカディアン・リズムを整えるところから始めるべき。

睡眠薬や血圧上昇薬、連日の痛み止めなど、薬の介入を始めてしまうと、体調不良が固定化していき、休学が長くなることによる精神的な2次障害が合併してきてしまいます。

ひどい方だと、遠方まで行ってTRHの点滴を毎週受けていた方もいらっしゃいました。甲状腺ホルモンを上げると、血圧が上がって、元気になる、という理由らしいのですが、若者にホルモン剤を連用する治療が良いのかどうかは、私は理解できない。

医療機関にかかると、患者さんになってしまうので、まずは、自分で治すことが大切だと思っています。お薬は、最小限のひどい症状を抑えるもののみ。

カラダの仕組みを理解するお話だけで治ってしまった方も。学研さんのガクセイトでもお話ししました。

睡眠は生理学的なものでありながら、その人自身の意志や行動、習慣も重要。そのあわせ技がかみ合うと、よりリズムができてきます。「寝られない」という方は、「上手に起きていない」ことも多い。遺伝的に睡眠リズムに独特な特徴を持っている人は、努力では難しいけれども。

自分のカラダを自分で管理する。それも大人になる一歩です。人間の複雑で精巧なしくみに対して、単純な化合物である薬物が果たせる効果は限定的なものです。

「眠育」。しっかり休むことの重要性。この学校の取り組みは、とっても良いことです。

検診に行きました / HOMA-R / マイルドなケトン血症

健康上あまり問題ないのですが、筋トレを続けているので検診にいってみました。

代謝系では、中性脂肪80と昨年より低下で2桁に。血糖値97、HOMA-R 1.5ぐらいでした。HbA1cは5.5と平凡。他脂質は正常。心配していたCKもUAも正常。血中タンパク7.9と多め。血圧は相変わらず100−120ぐらい。脈拍数が60台に低下。

中性脂肪が低値なのは、リサーラ(ω3が1g DHA>EPA)を食べて走っているからかもしれません。次回、お金と相談して脂肪酸分画も測ってもらおうかと思っています。

興味があったので、ケトン体も測ってもらいました。総ケトン体と3-ヒドロキシ酪酸は、それぞれ156と124と正常10%増しぐらい、アセト酢酸は正常範囲内でした。代謝産物のアセト酢酸が上昇しないぐらいのケトン上昇。尿検査は正常。食事のPFC比を調整してカーボをちょうどよく減らせていると思っています。

HOMA-Rが思ったより高くてガッカリしました。 改善させるため、カーボバックローディングの炭水化物量を減らすことにしました。プロテインを増やして筋トレで筋肉量を増やすのと同時に、有酸素運動を併存させて筋肉のインスリン応答を上げることにしました。

VO2MAXを上げるべく、筋トレを続けています。生物学的には上げることは出来ないので、低下しないように。でも、トレーニングとともに上がっている気がします。呼吸数少なくて済むようになっている。VO2MAXは、肋間筋、肺の柔軟性、肋間や横隔膜の可動域など影響を与えるパラメータはいくつもあるので、拘束性条件が緩和して、呼吸筋が増強すれば上昇してもおかしくないかもしれません。

一歩ずつ。次は半年後。

2016年12月10日 (土)

単純な化合物から複雑系へ / まだ動ける

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今日は、お仕事を一生懸命しました。

その後に基礎研究のお話をさせて頂きました。
創薬の話を本に書いた時から考えていたことについて語り合うことが出来ました。

微生物と戦うための簡単な化合物を発見。真菌や放線菌などの地中の微生物から、様々な抗生物質を単離。抗体のような、高分子の生物学的な製剤へ進化。その先は、生きた菌をつかった生体のメカニズムを整える方向へ・・・

シンプルな鍵と鍵穴のようなメカニズムのものから、生体の持つ複雑系へ良い影響を与える方法論への進化。そういったことを語り合いました。本当に楽しかった。

その後、落ち着いた所で、待って頂いた方々に一つずつ一生懸命おたよりしました。

時間も遅くなり、一瞬、とってもガンバった気がします。

でも、きっとガンバっていない。こんなの、まだ努力が十分ではない。

数時間後にはトレーニングの時間がやってきます。

そこで頑張れるか。

「限界は自分で決めるな」 師匠の言葉を胸に、また走り始めようと思います。明日は、絶対に自分に負けない。

アンダーアーマーのDOMEとアディダス、Reebokからお便りがきました。
とっても有利な条件だったので、プロテインや冬ウエアを購入しました。

一歩ずつ。

2016年12月 9日 (金)

トレーニングと炭水化物 / ケトンで運動 / カーボバックローディングの治癒効果

Sky1125

今朝は、出版社の方に脳とカラダは呼応していて一体化している ということについてお伝えしました。

運動が、脳を変化させることは知られるようになってきました。

ダイエットのことを考えるときには、食事だけでなくトレーニングも重要であることをお話ししました。この二つは両輪。

太りすぎのときには、食事療法が重要。
その後の維持期や身体能力増加期には、運動の質と量の比率がたかくなります。その時期になると、今度は運動が主でそれを支える食事に変わっていく。

同じ人でも色々なフェーズがある上に、人による違いが大きい。 食事療法のいろいろなことが水掛け論になってしまうのは、その人がどんなフェーズでどんな生活をしているのかを細かく見ていないからだと思っています。

最近、僕はあまりカーボ(炭水化物)を取らなくても長時間運動できるようになりました。けれども、ハードな筋トレをした後は、カーボバックローディングをするようにしています。こういった環境下でも、採血してもらったら、ケトン体が出ていました。

カーボバックローディングの利点は、筋肉痛が和らぐ速度が早くなって翌日には治ることと、体脂肪増加にはつながっていないからです。

午前に10km走って、2000-3000m泳いでおいて、午後に筋トレするためには、僕のカラダには、運動後の炭水化物が治癒を早めるメインテナンスになります。カーボがあってもデータに異常きたさない。体の回復が早くなるのは、カーボが修復に効率的だからだと思っています。運動の合間の昼は、たんぱく中心にして、あまり炭水化物とっていません。運動中にプロテイン補給したりしています。ゴールドジムやDNSのプロテインには少量のカーボが含まれています。

その人その人で、体にある代謝系は様々。すこしずつ、チューニングして改良していけばよいのだと思っています。

できるだけ健康的に長い間、パフォーマンスのよいカラダと脳を維持することがターゲット。それを支える食事には、原則がありますが、応用は様々だと思っています。

日々、一歩ずつ変化を繰り返し試行錯誤してパフォーマンスを高めていく。そこが面白いのではないかと思っています。

2016年12月 7日 (水)

MBCテレビの取材 / PFC比

Mbc

韓国MBCテレビのクルーの方が取材にいらっしゃいました。民放は3つあってそのうちの一つとのこと。テレビ局について、いろいろ教えていただきました。春先には台湾のテレビクルーの人にもいろいろお伺いしたので、日本の近くのテレビ局の様子を知る年になりました。

取材の感じも、日本の方法とほぼ一緒でした。ピンマイクも照明やカメラも、ほぼ同じ。

いろいろなダイエット方法が流行っているとのこと。

やせる と やつれる の違いについてまずお話ししました。
僕は、体のパフォーマンスが落ちてしまうなら、不必要にやせる必要はないと思っています。ちょっとぽっちゃりしてる方が長生きというデータや、ハードすぎる運動はかえって有毒という報告もあります。

太りすぎを改善し、筋力と瞬発力が高レベルで維持できる環境がベストです。
PFC比は、そこから導き出されます。

そういったことをお話ししました。放映されたDVDをフェデックスかUPSで送ってもらえることになりました。




高尿酸血症・プリン体のジレンマ / ナウシカの思い出 / アンセリンと乳製品

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Tokumasyoten2

先週、徳間書店の方が取材にいらっしゃいました。

形上はインタビューを受けているんですが、お話がおもしろくてインタビューアーさんのお話を僕がインタビューしているみたいになってしまいました。

Tokumasyoten3 徳間書店さんは、ナウシカがものすごく印象深い。大学生のころ、白い壁にメーヴェに乗ったナウシカの大きなポスターを張っていました。

アニメージュが今でも健在とのこと。拝見すると、鉄華団が表紙に。世代を超えて愛されているようです。

記事は、来週掲載される予定。拙書にも書きましたが、ジレンマになりやすい。炭水化物制限して、肉食にすると尿酸値高くなりやすい。

肥満自体が尿酸値を上げる。
「じゃあ、肥満を解決しよう
!」と炭水化物制限をしたり、運動したりする。
でも、この両者とも尿酸値を上げる。
痩せていくときの細胞数が減ることでも尿酸値は上がる。

どうしよう・・・

つまり、肥満のままでも、肥満を解決しようとしても尿酸値は高くなるというジレンマを、男性はかかえている。

筋トレに欠かせない鶏のササミ。僕は、缶詰やサラダチキンで補給していますが、プリン体が意外に多い。ビールでなくてもアルコール自体も、尿酸値を上げる。走っても、尿酸値は上がる。うーん。アンセリンなんかは、解決になるかもしれない。

乳製品は、尿酸値を下げるなど、身近なものでの解決方法をお話しました。

その解決方法についてお話ししました。Nさんも照明のMさんも、本当に面白い方でした。今日の夜もまた、全く違う分野の出版社の方にお会いする予定になっています。

『限界に思えるその先に限界はある。
限界は物理法則に則ってやってくるものであって、自分で作るものではない』

疲れ果てて、もう走れないと思っても、一歩を前に踏み出すことはできるかもしれない。繰り返せば、ヨロヨロ歩くことはできるかもしれない。恩師から頂いたオリジナルの言葉。

僕は、疲れたら休んでしまうので、足元にも及ばないけれど、この教えを胸に生きていこうと思っています。

2016年12月 6日 (火)

朝RUN / TeckFitを試す / 高脂質食で運動

1206sky

今日は朝RUNに出かけました。
まずは、2km走って体を温めました。次に1km走って公園へ。
サーキットと懸垂をして、1km走って帰りました。

Tecfit2 昨日届いた、AdidasのTechFitで走ってみました。コンプレッションウエアは、インナーとして開発されましたがアウターでも使えます。

アディダスから、時折シークレットセールのお便りが届いたりするので、傷んだコンプレッションを捨てて入れ替えをしています。

Tecfit1 背部のパネルに無数の穴が開いていて、いつも過熱しやすい肩甲骨上部や背中を涼しく保ってくれます。

コンプレッション力がアンダーアーマーより強いので、ワンサイズ上にしておいてよかったです。筋肉をサポートしてくれて、疲れにくい感じ。

TeckFitは、なかなか良い。

今日は、韓国のMBCテレビの取材。きちんとお話ししようと思っています。運動と食事についての、医学的アドバイスが必要とのこと。韓国では、高脂質ダイエット というのが流行っているとのこと。

運動と両輪。トライアスロンやトレイルランの人々は、脂質を取りながら運動を続けたりする。体に脂質を燃やす酵素群を育てている彼らは、それが適している。比エネルギーの高い脂質は少ない量で、たくさん運動できる。ケトン体を燃料にして運動している人もいます。

逆は真ならずで、食べ物を真似してもアスリートにはならない。

トレーニングの負荷の上昇が主で、それを支えるように食事が変化していくことの繰り返し。体重が減らないように気を付けている人も多い。体重減少や血液検査値改善目的のメタボ対策とは、ちょっと視点が違います。

僕は、ケトン体だけで動くようなストリクトなものではなく、パフォーマンス上昇をひたすら願っています。

どの国も人間の代謝は同じシステム。頑張って説明しようと思っています。
一つずつ。

2016年12月 5日 (月)

哀しい教師の劣化  / せっかくの機会を永遠に喪失

私は福島県立医科大学を卒業しました。福島は、海も山も美しいところです。

震災時に私たち医療者は、全力で行うべきお手伝いをしました。あの時は、全国の医学会も立ち上がり、医療機関が福島の応援にまわりました。あるいは、派遣して手薄になった医療機関へバックアップに行った。

その後も、仲間たちとコンタクトをとっています。福島県立医科大学には、震災の関連ページも常設されています。様々なことが続いている。

今でも悲しいことに、生活の基盤が失われたりして他の場所へ避難生活を送り続けている方々もたくさんいらっしゃいます。新潟での出来事が報告されました。怒りと悲しみとは別に、なぜ、これが問題なのか考えてみました。

この問題には、三つの問題が内包されていると思いました。

1. 子供を守るべき、あるいは環境を作るべき教師が、イジメの核となり加速したこと

2. 本来なら異所からやってきた仲間とうまくやっていくというスキルをまなぶ絶好の機会だったはず。子供たちからそのチャンスを奪い去り、エンカウンターに失敗した。教え子が海外に留学したりしたときなど、慣れない場所に異動したときに使えるエンカウンター方法を学ぶ場を奪い去った。

3. 福島の地震と原発のダブルの被害を、正面から捉えて、子供たちと日本の未来を一緒に考察するという機会も永遠に喪失した。さらに、人間と放射能とは関係のないはずなのに誤った風評を肯定した。

慣れない土地になぜやってこなくてはならない人々がいるのか、そのことを考えている人間であれば間違ってもこういった発言にはならない。最初は否定して、次にはyoutuberの名前で言い訳をしてまで逃げようとする。心の劣化。同級生が、先生のウソをTVで証言していました。

避難でなくとも転勤で他の土地に移動する子供たちだって多い。そういった子供たちを守れない。大人が守らなければ子供たちは、社会や学校で自分の身を守るすべがない。

人間は、孤独が一番こたえる。教育機関は猛省して、自分たちの今後のステートメントを発表すべきです。そこから始まる。再発を防止すべき。

ぜひとも、新しい未来へ変える転機に変えるきっかけにしてほしいと願っています。

屋内トレーニングが実際のパフォーマンスを向上させる

1204runswim_2 エアロバイクでVO2MAXを向上させて、筋トレで下肢筋力アップさせていました。

それが、実際のパフォーマンスに反映されているかを確かめる日でした。今日は、合計9kmを走って2500mSWIMの日でした。

1204fcwhiteboard先月、サッカー教室のときにFC東京のコーチの方が、準決勝戦の会場が決まっていないとおっしゃっていました。クリスマスイブに味の素スタジアムに決まったようです。

1204pipokunなんと、両面テープで仮止めして直してあげていたピーポくんがビス止めされてものすごく頑丈に修復されていました。ひとりぼっちでトレーニングしている時の唯一の友達。

灼熱の夏、冬の朝、夜が開けたばっかりの元旦の朝も、いつも見守ってくれていました。彼に独り言いったりしていたので、すごく怪しかったかも。

1204skyjetcloud 昼、会議に伺った場所で空を見上げると飛行機雲が。今日は運動に最適だった事をお話ししました。NIKErunを見せて、ペースとか距離について語らいました。

RUNは大体、時速8km(1km6分ぐらい)、SWIMはゆっくりクロールで疲れてダレて来た時に間に200mバタフライでした。余裕でトレーニング終了できて、プールからの帰りの5kmは最速。

屋内トレーニングが、室外の実際のパフォーマンスを上げる事を確認できて本当に嬉しかった。

筋トレがLSDを伸ばしていくという理想に近づけてワクワクしています。それを支える栄養。Super-VAAMを適宜、内服したのがよかったのかも。太ももと体幹の支えをふくらはぎが蹴ってストライドが伸びた感覚が楽しかった。

「足とボールの感覚を磨くように」という練習は全く出来ていなくて、明日の早朝やってみることに。時間が無い、という言い訳は絶対にしない。ちょっと進歩していないと笑われてしまう。冬用のトレーニング用品も揃えました。

何故か、明日は韓国のTV局がメタボ治療など健康の話題について取材に来るらしい。理由を聞いて考えようと思っています。

一歩ずつ。トライ&サクセス。

2016年12月 4日 (日)

戦艦武蔵の最期 / 今を考えるヒント / グローバリズム終焉の後の世界

NHKで戦艦武蔵の最期を放映していました。

哀しいこと。若者が言っていました。「単騎で行かざるを得ない孤独が」と。

子供のころに、なんてバランスの良い戦艦なのだろうと、プラモデルを一生懸命作ったことを思い出します。スケールを変えて、いくつも作りました。

小学生の当時、「ライナーを火であぶってアンテナ線にしましょう」とか説明書に書かれていました。上手く行かなくて、燃えるだけだったし、手に落ちてヤケドしまくりだったので、父親に聞きました。

プラモデルに全く興味のなかった彼から炎の距離を教えてもらってたくさん「アンテナ線」を作った。僕は、その後、八木アンテナの本を読みまくりました。アンテナの本の隣には、新しい童話のコーナーがあって、かわいい同級生が来ていた。それも小学生の懐かしい思い出。

戦艦武蔵は前方の甲板に2つ、後方に一つ。艦橋と排気筒の角度とノーズのバランス。僕は、これ以上無い、美しい戦艦だと思う。

父親は、エンタープライズという戦艦のプラモデルを買って来たけれども、美しいとは思わなかった。空母は美しくない。地面やまさに「母」を再現しているような船。個人的感想では、カタチとしては美しくない。

戦艦は、自分で走って自分で戦う。日本の戦艦の名前は、日本書紀から続いている。

グローバリズムの時代が来て、終焉しました。海で切り離されていた独立国の日本が、再び自分で考えられるチャンスが巡ってきました。時代は、決して後戻りすることはありません。人々の記憶に、歴史や爪痕として残る。それを超えて、時代を超えていく。自分で考え、自分の海をわたっていく国になって欲しい。

中国で仕事をした後、今ではアメリカで仕事をしている患者さんが、帰国されて受診されました。というか、会いに来てくださいました。「人なんて変わらない。中国も米国も全然変わらない。人間は一緒。強欲だし、やっていることは一緒。すごく大変。」とおっしゃっていました。

資本主義も共産主義も無い世の中になりました。埼玉や千葉、東京のお隣どうしの関係ぐらいなもの。時代を経て、「人間の作ったシステム」が単に「人間の本性」というものに集約されただけ。

哲学は、そこを哲学すべき。彼らは、政治にはコミットしないけれども、人間の脳は他の生物から連続しているし、地球上に暮らす人間の脳の共通の仕組みが世界を回している。そのために、出発点は異なってもアウトプットは同じものになる。

黙祷。心で忍びながら、今生きている人々の未来を考えたひとときでした。NHKはスゴイ。

Long slow Distance の日 / 料理は自分で作る / PFC比を計算

 

昨日は、朝LSDランニング4km。朝練。体温を上げて代謝を高めるため。

本を執筆し、フルトレーニング3時間。懸垂10+3+5回 できるようになりました。ラットプルダウンは80kgに挑戦。ベンチプレスは混んでいて出来ませんでした。ケガに注意して、少しずつ重量を上げるようにしています。

Bp1203

LSDはターゲットHRを140になるように。速く走りすぎると、筋肉の成長を抑えてしまってもったいない。筋トレで放出した成長ホルモンをつかうことと、遊離脂肪酸の消費をターゲットにしています。

250Wエアロバイク24回転/分X20分。VO2MAXを上げる練習と成長ホルモンを放出させるため。屋内は全天候型なのと、給水所とトイレが有る所が助かります。

☆メニューはこうしています。基本は70%の筋肉が集まる大腿、下腿筋の筋トレをして、成長ホルモン放出→遊離脂肪酸をLSDで消費。

☆エアロバイク→筋トレ→ランニングマシーン(ゆっくり)→筋トレ(上半身中心)→ランニングマシーン(少し速く、速すぎない)→筋トレ(体幹中心、レッグプレス)→ランニングマシーン(角度を上げて速度は上げない)

階段掛けのぼってすぐに測定なので、脈も血圧も落ち着いていませんが、110ぐらいでした。始める前と同じぐらい。いつもは、運動後100/80 HR60ぐらいです。2桁のことも。左手で抑えていないと、グラグラしてノイズが入って正しく測れないオンボロ血圧計なのが、公立っぽくていい。

Vegitablecurry PFCを調整し、低炭水化物&高タンパク。カプサイシンを摂りながらトレーニングしたいので、デリーの辛いカシミールカレーにトマト缶を投入して切れ端の安く売っていた魚介を炒めて(DHAとタウリン、亜鉛のため)煮ておきました。リサーラと一緒に朝食べて、LSD。簡単に男子でも調理できる様、レトルトがあるありがたい世の中になりました。

今日は、その結果を持って、公園でサーキットした後バタフライに行って、その後本の執筆に専念する予定です。可能なら論文まで行ければいいけれど。

日曜日は、トレーニングルームがとっても混み合うので避けるようにしています。効率があまり良くない。プライベートレッスンなら、そんなことはないのでしょうけれども区立体育館にこだわってトレーニングしているので、工夫。

与えられた環境で全力を尽くせば、お金なくても大丈夫。時間ある時に、100円玉握りしめて行けばいいだけです。週3回でも、400円X12回=4800円/月。行けなくても、固定費かかりません。

区立体育館はコナミに委託しているので、筋トレマンにいろいろ相談してトレーニング出来ます。鍛えている彼らは、我慢強い人たち。なんの遜色もない。

一つずつ。

2016年12月 3日 (土)

LSD+筋トレの日 / 出稿が重なった週 / 順調に作業を終える

1203morning

今日は早起きをして、まず、女性自身の記事を校正しました。

私は、自分用の調理を良くしています。昨日、帰りにスーパーをさまよっているとアサリむき身、加熱用カキ、むきみエビが値下がりしていました。Clamsource1足が早いので売ってしまいたいのだと思います。

バターを多めにして、十分炒めて香ばしさを増します。カキから脂溶性の旨味がでてきて、チャウダーにしたときの味が上がります。胡椒だけして、塩分はバターのみ。

Clam2 クラムチャウダーにしたあと、残りは小分けにしてジップロックで冷凍。数回分になります。
早朝、料理をした後、再度校正を見て確認して送付。

Mosaic こんな感じで赤字を入れて直します(なんとなくの色合いのみ)。多い時には数十箇所になります。僕自身が文字を打つ人間なので、優れたライターさんが書かれた文章を医療的整合性があるように磨いて合作。

時間が無いので、移動中にiphoneで確認して大体の修正箇所を記憶。昼休み食事しながらチェックしておいたところを直すことが多い。昼の食事時間が無く、診療が続く時には終了後に。

頂いたその日にとりあえずは終えてしまいます。翌日の早朝、冴えた頭で見直して出稿して校了します。全く別な作業、例えばスープを作ったり、トレーニング用のドリンクを用意したりした後、再び見直すと新しい発見があったりします。

ちょっと労力は増えるけれど直しながら、理由も添えるようにしています。ライターさんの今後のためにもなるし、後の議論のベースになります。多い時にはこの作業が繰り返されます。

取材→原稿→校正→ゲラ。

今週はこの作業が多く、3本の記事を無事出稿しました。運動能力の上昇とともに、作業効率と速度が上がっている気がします。小脳の演算速度?

終了後、まずLSDのジョギング。昼、会議に出た後、筋トレ予定になっています。明日はスイムにも行きたいけれど、雨かも。冬は雨の中走るのは、寒さよりも装備がめんどくさいので空模様しだい。

丁寧に、一歩ずつ。

2016年12月 2日 (金)

『今日の治療指針』の依頼 / 東京医科歯科大学講師 / メディアを考える

今日の治療指針 2016年版[ポケット判](私はこう治療している) 今日の治療指針 2016年版[ポケット判](私はこう治療している)
山口 徹

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『今日の治療指針』の執筆依頼をいただきました。いろいろな病院に1冊は置かれている信頼できる書籍です。

ほかの先生は皆さん大学や大きな病院の教授の先生。医学会の生涯教育委員の席でも、開業医なのは珍しくいつもドキドキして末席に座ることにしています。

先日は、専門医試験の試験問題を作りました。東京医科歯科大学の講師の

Photo

依頼もいただいたので、返書したところでした。医学教育のシラバスづくりに参加したりしました。

こういった、医学会でのしっかりした仕事をしているので、怪しげな仕事は選定しないといけません。先日も、テレビクルーの方がカメラや音声さんも一緒にいらっしゃいましたが、内容をお伺いしてお引き取り願ったりしました。

メディアは、正しい医療情報=つまらない、エセ医療=多少間違っていても面白い と思っているようなところがあります。

どんな構成なのか、よくおうかがいしてから仕事を引き受けるようにしています。医療クイズ番組の校正を継続して行っていますが、彼らは信用できる方々です。誤りを指摘すると、何回でも校正した図や表現のチェックを依頼してきます。

昨日、私の名前を出したところ、きちんとしたお医者さんが取材に応えてくださって、良い記事がかけたとの記者さんからお知らせもいただきました。うれしいことです。真面目なメディアも多い。

私は、ウェブにつながっている視聴者や市民の方々のインテリジェンスが高くなっていて、それを信じるべきだと思っています。キザシでもお話ししました。そのレベルに応えられる人々だけが淘汰されていく。

努力を続けようと思っています。 一歩ずつ。

2016年12月 1日 (木)

本格的に始動した日 / 皆で前に進む / ip20 Einrichten / 新クリニックもドイツ製

Members

新しいクリニックを作る素晴らしいメンバーたちです。

設計士の小山さん、ドイツIP20の日本ブランチのエスプリブラン小宮さん、工事一般の知恵袋でもある茂木大将。モテギさんは、現在のクリニックも作られた方。

エスプリブランの部材はドイツから船便でやってきます。メルセデス・ベンツや慶応大学や有名歯科医院や美容外科の仕事をしています。ドイツ製の彼らの製品の信頼感は抜群。人手が間に合わなくて予約制なのにもかかわらず、急ぎのクリニックの新設に協力してくださるのは光栄なことです。

Atarashiitkoro 新しい大原ビルでも、様々な測量が進んでいます。オーナーの大原さんはとってもいい人で、今のビルのオーナーの関野/永野さんもいい人で、本当にいい人の中で生きていることを実感します。助けてもらい続けている。

今日は、ずっと一緒に尽力してくださっているアルフレッサさん、保坂製作所、島津の方々などが参加してくださいました。

Ooharabiru ムリはせず、自分たちに許される範囲で与えられたものの中で全力を尽くすという軸足は、開業当初からずっと貫いてきたものです。どんなに狭くっても、物が置けなくっても、休む場所がなくっても、そこで働けるだけ幸せ。

今回の移設は、急遽、携帯でもたらされました。忘れもしない日。でもそれは、何かのきっかけだと思って覚悟しました。あても無かったけれど何の抵抗も無く、即座に移設を引き受けました。変化は天命。でも、その後随分秋葉原のビルをさまよいました。自分の努力で解決できない問題を抱えるのは、本当に辛い日々だった。

それを救ったのは、筋トレとアクテイブ・レスト。運動がもたらすアクテイブ・レスト効果は、不安を取り除き脳を救いました。走ったりバタフライすると大丈夫な気がしました。

物件について解決したのは、不動産屋では無かった。ただただ、信用。新しいことを始めるのは、人の信用。

ビルオーナーの大原さんが、私共を信用してくださった。彼らに救ってもらいました。今日、いろいろ話あいましたが、彼らの意向が天命だと思って全て引き受けるつもりでいます。どんなところでも、そこで全力を尽くせばそれでいい。御恩を返すべき人が増えました。

新クリニックは、全てが受付に開放されているオープンスペースにしています。受付けから全て見渡せて、処置室まで死角が最小にする構造。看護師さんやスタッフはバックヤードを1周できる。プライバシーを守りながら対応できる救急外来と同じ作り。

これまでやってきた中で、良かった点や困った点を解決しようと皆で考えた結論は、とてもシンプルな作りになりました。数学の問題やポルシェのカタチと一緒で、正解はシンプルな答えに。√やΣ、微分記号がみんな割り算で消えてしまって、体積の合計は結局2πR3乗,,,みたいな。数字の羅列になってしまったときは、大体計算ミスでした。

ドイツIP20は、分解も再生も自由なので、現在のクリニックの部材も持っていって新クリニックでも再利用。第二診察室は、現在の診察室そのものになります。ムダな部材がでないエコシステムを、生き様をもって証明できそうです。

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META FIVE スッキリに登場! / TVに登場 /  全ては小山田圭吾!!! / YMOの次


なんと、META FIVEがすっきりに! びっくりしました。

いろいろ考えて記事にしたことがありました。

彼らが、真面目に紹介されるのも不思議な感じ。

ラッパの音と小山田圭吾・・・・

素晴らしい!

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