ドイツ製のIP20Einrichten / 診療ユニットの移動 / 調整を終えた日
今日は、早朝から旧クリニックのユニットを分解を始めた日でした。IP20 Einrichtenは分解組み立て自由なドイツ製部材でできています。水道工事と組み合わさっているので、水道屋さんがまず作業。
その後、一つ一つ丁寧に分解していきました。分解すると金具と板に戻ります。バンに積み込んで移動。鳩が眺めていました。芸術的に積み込んでバンに流し場を含む幾つもの大きなユニットが収まってしまいました。
10年経っても新品のものと継ぎ合わせても不自然無くシステムを組むことができます。長年お世話になった躯体が分解されていくのを感慨ぶかく眺めていました。
箱型のものは、加工し直して別な用途に使えます。沢山の患者さんが座られて来たにも関わらず、たわんだり歪んだりしていません。
輸送の間に昼間、たぬき神社(浅間神社)にお参りに行ってきました。本当にタヌキさんがいました。息災が一番。社会のインフラになれるようお願いしました。
まず、部材を全部運び込みました。診療開始のため作られていた新しいユニットに合わせて、古い部材を新クリニックでの組み立てていきます。何ヶ月もかけて設計したとおりにリアルにすすめました。
微妙に数cm違うものは、現場で裁断しながら組み立てていきます。水道屋さんが再度やってきて、繋ぎ変え。シームレスな作業になっています。まさにEinrichten(備え付け、骨つぎ)。ベンツのショールームを一手に引き受けているのも納得です。
今まで使っていたユニットを反転させると、第二診察室になりました。新しい部材を購入すること無く節約。廃棄する部材も激減。
エレベーターの養生を外して、作業完了。職人さんの手際の良い丁寧な作業。ビス一つ残さず、移動して新しいユニットになっていきました。一つずつ。
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