落ち着きを取り戻す / 患者さんとともに作り続ける
春が近づき、診療前のLSD運動の時に見る木々にもつぼみが膨らんできました。
青空も続いています。
細かいところにも、心が配れるようになり未使用のAirMacをオブジェとして飾ることにしました。このデバイスが登場した時、その意味を理解するのに時間がかかりました。ad hocって何?みたいな感じの僕たちを置いて、ジョブズ率いるアップルはどんど先を進んだ。
そのデバイスをクリニックのアイコンにしました。
「神田川」でのITの皆さんとの会合を経て、それは正しかったことを認識しました。10年も前に書いた論文が、今、クラウド化された未来に生きていることを確認しあいました。
「ひるね姫」という物語があるとのこと。僕らスタッフは、相談して新しいクリニックを設計してつくりました。皆の感想は、「こうなるべきだった」です。懐かしい作るべき物を作っている気がしています。10年前、一緒に仕事を始めた人々が皆「懐かしい」というのは、本当に不思議。
こうやって、レンズの焦点が絞られるように収斂していくのだと思います。支えて下さっているみなさまに御礼申し上げます。
各地の舞台を作るプロフェッショナルさんにも、SUICAを形作った最初の10人の一人のかたにも、ここに移動したからこそ出会えました。新しい出発。
僕らクルーは、ここで一つずつ。
オールを全力で一漕ぎずつ、こぎながらまた頑張ろうと朝、皆で話しました。
一つずつ。場所が変わっても、大切な事は変えること無く。
NTTやSUICAメカトロは普遍の組織なのにもかかわらず、窓口の方が一定してしまいスタッフ化しています。
彼らは、本当にいい人々。個人名は出せませんがあらためて、ここに感謝申し上げます。ありがとう。大きな組織であっても、人、です。
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